元・白血病患者の日記
 

2002年10月22日(火) 灰色決着!(なんか敗訴っぽい)

 昨日は(というか今朝まで)、新記録ではないのか?というくらいに一日に大量の小便をした。そんな朝、子供が起きたので朝の散歩。今まで使わなかったナワトビを手に出発。

 神社まで行ってナワトビをする。もちろん、石が下に落ちるように、だ。想像はしていたのだが、高校生の時のような動きにはならない。(高校生の時はハヤブサだろうが後ろ二重だろうが出来たのだ、エヘン)

 子供に100回数えさせ、それに合わせて飛ぶつもりだが、遅い! 結局、60回くらいで挫折…ヤバイ。朝だってのに喘息が…。

 サンダルだったし、大学になって足を悪くしたし、とにかく久しぶりだし…と言い訳はいくつかあるのだが、屈辱だ。それでも子供は「父ちゃん、かっこいい」と言ってくれた。まずは二重飛びからだ!

 造影剤撮影の時間を間違える。午後2時からだった。それまで昼飯は無し…。こういう日に限って朝食を早めに食べてたりする。

 時間よりも30分も早く、病院に到着してしまう。ダメ元で受け付けを通せば、レントゲン室へGO!

 パンツ一丁になってレントゲン台へ。なかなか看護婦が来ない。かなり時間が過ぎて来る。一応、パンフレットに『喘息の人は事前に〜』とあったので、告げると「じゃあ先生を呼ばなきゃ」ってことで、更に遅くなる。腹が鳴る…。

 常時なにかしらの薬を服用するくらいでなければ大丈夫かな、ということでスタート。ただ、アレルギー反応が出たのか咳き込む。

 パンツを膝まで下げた格好で30分もいるというのは、案外間抜けなものだ。身動きできないし…。

 撮影終わるころには、咳コンコン状態に。ま、これでシロクロつくならいいでしょ。

 …と思ったのだがつかなかった。造影剤を流してみれば、両方にある腎臓からはきれいに流れている像が…。「そういえば、尿検査しても血液反応なかったんだよね」

 じゃあ何なのよ。

 「…わからない」 ←おい!

 昨日、ノギスまで持ち出して影の大きさを測たではないか。しかし、不明。

 「…MRIかな。でも、少し様子を見てからにしましょう」

 とりあえず、石が落ちるかも知れんので一週間後に再度、尿検査をする。で、貰った痛み止めは飲みきりなわけですね。
 「ダメ。痛みを抑えたら症状がわからなくなるから」

 …痛いままで過ごせってか。喘息を誘発しただけで、なんか納得のいかん検査になりましたとさ。うぅぅ…。

 気を紛らわすために夕方から『ハリーポッター』を読んでやる。後半、登場人物が屋敷で顔を会わすと物語の謎が次々に…。細切れにしないで一気に読めてよかった。子供も満足。ただ、喘息で声を出して本を読むのはツライ。


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