元・白血病患者の日記
 

2003年12月12日(金) さよならドンちゃん

 子供が昼帰りなので午前中に職安へ。迎えが間に合わないと怒られそうだから必死に自転車をこぐ。

 昨日の今日であるが、一件、『日本航空新聞』ってのがあった。こちとら航空化卒の編集記者である。今まで散々、工学系出身に一般記事が書けるの? などというイチャモンをつけられてきたので、ここで色よい返事がなかったらウソでしょう。(しかし、工学系出身者が機械関係のことしか出来ないというのは、すごい理屈である)

 紹介状をもらいに窓口をかわる。順番になって係員の前に出向く。求職受付票を提示し、コンピュータで履歴を見た係員は、画面を見ていきなりニヤリとする。…失礼なやつだな。好きでこんなに不合格を続けてるわけではないというのに。

 子供の昼帰りは、スイミングの振替出席。本当に泳ぐの好きだこと。金曜ということで、子供のクラスは3人だけだった。若い先生が担当だったが、遠めに見てても指導が上手だこと。毎週、この先生だったら苦手なバタ足の克服も早いのに。

 授業終了後の自由時間、先生は子供にねだられて遠くに投げはじめた。スイミングに入った当初から子供がやってもらいたかったものだ。ついに念願かなうのに、マイペースで違う遊びをしている。むう、他の二人はいつもこの曜日のこの時間なので、先生に慣れている感じである。少し照れているのか? 今がチャンスなのに。

 と、上で親がヤキモキしていると、先生は子供を呼び寄せて投げ飛ばしてくれた。ありがとうございます。で、一回味をしめると、せがむせがむ。先生の肩が外れるんじゃないかと思うくらいに子供を放り投げ続けてくれた。きっと満足でしょう。

 帰り道、自転車の後ろにいる子供に「小学校に行ったら、先生がいつも生徒みんなを見てるわけじゃないんだぜ。もっと自分で行く時は行かないと」などと言ったら、明日はちゃんとお願いしてみると約束した。小学生という言葉が出たから、突然「あのね、赤いランドセルが欲しいんだ」と言う。え、赤いランドセルですかい? いくら男女平等が叫ばれているとはいえ、男の子が赤いランドセルをしてる姿はまだ見たことないなぁ。なぜ?

 「だってヒーロー(のリーダー)は、みんな赤いじゃん」とのこと。むう、確かに。って納得してる場合ではないな。

 嫁さんが見事にゲットした『ドン兵衛』のきつねのヌイグルミであるが、どうもダニの原因になりそうなので、里子に出すことが正式に決定した。もらいては、保育園で見つけたらしい。手放すのなら大事にしてくれる人を探していたのだそうな。と、いうことを子供に告げるとポロポロと泣き出した。
 
 「せっかく友達になれたのにぃぃぃぃぃぃぃ」まぁね、子供の気持ちもわかるけど、洗濯できないからアトピーが心配という嫁さんの気持ちもわかるし。しかし、赤いランドセルといい、ヌイグルミへのこの執着といい、男親としてはもっとシッカリしてもらいたいなぁ。


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