元・白血病患者の日記
 

2004年03月04日(木) 受け入れなさい、さすれば道は開けます

 昼くらいから肺が苦しくなる。痛いってものではないのだが、なんか詰まってる感じがする。昼に喘息ってのは今までなかったので、風邪の初期だろうか。

 何か気分を変えようと床屋に行ってみることにした。海側は晴れてるが、横浜方面はおかしな黒い雲。気になったけど、思い立ったが吉日である。

 せっかくだからバッサバッサと髪を切ってもらっていると、なんか妹さんの話しを聞かされる。いつも後ろをソソクサと通過する人なので顔は知っているが、どんな人かは知らなかったけど、なかなかに波乱万丈。生まれた時から体が弱く、今も常に心臓の病気と闘ってるとか。乱視に近視に遠視が両目でバラバラにあるので常に疲れやすく、「朝なんて寝てるのか死んでるのかわからないことがあるの。いつ、お迎えがきても仕方ないのよね」と髪を切りながらお姉さんが言う。仲のいい姉妹だから言える言葉なんでしょ。

 「だけどね、そんな妹なだけに色々なものが見えたり、予知ができたりするのよね。私なんかいつも怒られてばかり」

 で、いつもは姿を見せない妹さん、なぜか本日は手伝いに降りてきて色々と説教にも似た講釈をくらってしまう。「どうしようもない時は、そういうものなのだからジタバタしない。わかる? あまり真面目にしていると病気が悪くなるばかりなんだから。必死にやっても駄目ならば、それって意味がある駄目なの。上手くいく時はトントンといくものだから、意味がある駄目は受け入れなくっちゃ」なんかいつも以上に髪きりの時間が長かった。何しに床屋に行ってんだか。


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