| 2005年11月07日(月) |
私、マイ・ハウスを設計します |
なんか意味なくカッタルイ。せめてもの救いは、ネジの授業ではないことか?
とはいえ、月曜日も要注意な曜日である。午前中は建築の講義、午後には平面図に突入ということだったが、図面なんてそれほど変わりはないだろう、と気にもしていなかった。しかし…。機械系出身者にしてみれば、理解不能なのが建築図面だと思い知らされる。
建築平面図の最初というので、教室の真ん中でササピーが模範を示す。それほど人数多くないとはいえ、27名の大人の所帯である。しかもドラフターに貼り付けた製図…建築のチマチマした線など一番前の人以外は見えるはずもない。こういう場合、ウネの行動は早い。最前列をキープして、その巨体を駆使して見事なブロックをしてくれる…。それでも後ろにいる人間の視線を(一応は)気にしてか?キョロキョロと振り返りはするのだが、それがかえって邪魔。アベさんは苦笑いをして場所を離れた。
しかもこの人、貧乏ゆすりではないが体をジッとしていないので、岩本さんも場所を離れた。被害者、続出。講義の時はひたすら下を向き、ササピーと視線を合わせないようにしていたが、なぜにそんなに必死なの。(理由は、年を越したくらいからおぼろげに見えてくる)
大阪姉ちゃんは、自作のスケッチをトレースするらしい。この人と船舶セミヤ氏は金持ちなので、本当に図面通りの家を建てそうである。(実際、両名ともそのつもりらしい…チマチマと訓練学校に来るなよ!)まったく違う人種のウネも、どういうことか方眼用紙に見事なスケッチを描いて持参してきていた。しかし、ここまでしてきた人が図面をおこすことが全然、出来ていない。なぜ?
なんでもスケッチはお母さんがやったもので、それを専門家のササピーに清書してもらうのが目的なのだとか。「講師の方だから、実際に建築できる図面に仕上げてくれるんでしょうね」ここは授業を学ぶ場であって、設計の以来をするところではないんだけど。
前の週は(ピグモン&ヤクザ班なので)掃除をほとんどやっていないから、アベ班としてはキッチリやらなければならない。別に担当を決めたわけではないが、楽な場所をサッサと終わらせた中国人のキムが「私、終わタから帰るのことヨ」と告げて本当に帰ってしまった。郷に入ってはという言葉を知らないのだろうか。こういうことは初めてではなく、いつものことなので、中国人という民族が全部こんな感じなのかと疑いたくなる。あの温厚なアベさんも怒っていた。…確かに、誰だっておかしいと思うぞ、キム。(4・3)
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