元・白血病患者の日記
 

2005年11月09日(水) 「まとも」が「特別」になる大田校

 月に一度の?教授会議があるので半ドン。

 前日のネジの授業のあとなので、製図先生(キノ先生)の講義は心地よい。それにしても講義の端々で「焼き戻しというのがありますが、これは既にネジ先生から教わってるはずなので省きます」みたいな言葉が出てくるのだが、当然のようにあの阿呆からはそんな説明を受けていない。奴がやっているのはネジの話オンリー。…これは問題にしなければいけないのではないかと、そんな空気が教室に満ちる。想像以上におかしいみたいだな、あの講師は。

 製図の先生も自分的に得意な分野は時間を割いて説明をしたいらしいが、先の予定と照らし合わせ、我慢しながら授業をしておられる様子。ありがたや。(っていうか、これが本来の授業の進め方でしょうに)

 講義の後半になって年配のタケイ氏が先生に向かって「飽きた」と言い出す。(休み時間に用をすませないで)授業中にフラリとトイレに立つ不届き者だが、面と向かって「飽きた」はないでしょ。この先生は一生懸命やってくれてるんだから。授業を受けるつもりがないのなら、帰れ!

 しかし、製図の先生は出来た人で、「講義に飽きた時のために平面図はいっぱいありますからね」と、方向を変えて例題のプリントを配布した。ついでに前回、宿題にしたモノを返却する。赤ペンで添削してあるばかりか、模範解答まで添付してある。この先生…凄ぇ。

 分かりやすいように、ということでいつも木型を持参してくるのだが、これはNCで製作したのではなく、全部が手作りだという。やっぱり…凄ぇ。早速、物珍しさに女性陣が集まるのだが、隣のウネはしきりに「これ欲しい」を繰り返す。確かに素晴らしい作品だが、冷静に考えて円錐や円筒の立体模型なんか持って帰ってどうするんだ? 部屋に飾るの? 「ワタシが休みの時に作るんだけど、けっこう大変なんだから」とヤンワリ断る製図の先生だが、「これ欲しい」を飽きることなく繰り返すウネ。お前はakira807か! 欲しいのなら例題の平面図を読み取って自分で作れ!

 そんなウネの行動からか終業の鐘が鳴ると「さ、授業も終わりましたし。教室に置く場所があるんだけど、置いておくと無くなるんだよね」と、模型を教員室に持ち帰る。この教室には、「こそ泥」がいるので正しい判断である。キノ先生、これからも分かり易い授業をよろしくお願いいたします。(4・3)


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