元・白血病患者の日記
 

2005年12月21日(水) バアさん倒れる…

 朝、早めに出て就職活動のことを聞くつもりでいた。職員室の前を通ると、イトウちゃんは眠っていた。遊び疲れか? 

入り口前でヤクザにつかまる。なんでこの人、こんなに朝早いんだろ? で、深刻な顔をしていたら「ウエキさんみたいに辞めるつもりでしょ」と言われる。なかなかに鋭いが、そもそも入校時にあんたが希望を打ち砕いたから、こんなことになったんでしょうに。俺が辞めようが何だろうが関係ないはずなのに、こういう時ばかりせっかく知り合ったとか一緒に卒業とか抜かす。…心にもないくせに。

 体調不良と家族の問題とかでゲンナリしているイトウちゃん。無精ひげの公務員というのも珍しいものがある。こんなのに何を相談しても無駄だった。

 なぜかキノ先生によるネジの授業が行われる。午前中だけの授業であったが、確実に内容を把握できた。プリント6枚も配布して、実にわかりやすい。つい先日、テストをしたので予備知識があったのを差し引いても、無理やり暗記した語句や数字が、なぜにそうなるか解説をしながらの進行は目から鱗である。この授業のあとにネジのテストがあったら、結果も違ってきたのだろうなぁ…。

 アルが三次元CADの密売をしているというので、昼に探りを入れるのだが相手にしてもらえなかった。そりゃないぜアミーゴ。

 教室のカレンダーが一月になっていた。「あまっていたら持参して」といい続けてきたが、誰も相手にしてくれないので、痺れをきらしたイトウちゃん自分で持ってきたらしい。カレンダーの話(麻生でもらった富士通のやつ)をガンちゃんとしていると、ウネが食いつく。「富士通の人って、頭のおかしい人ばかりなんですよね」って、お前はNECだけじゃないのか? それよりも、こんだけ奇行を繰り返してるウネに、こうまで言われる富士通の社員さんって(まぁ、どっちが「おかしい」かは、考えるまでもないんだけど)。

 留守番電話に肩が痛いので包帯でグルグル巻きにしているんだよぉ、というバアさんのメッセージ。孫との名前を連呼しつつ、冬至なのでユズを明日、取りに来いという内容。しかし、なんかまた重病くさいなぁ。嫌な予感というのは、当たるものだ(←大当たりだった)。

 悶々とし続け、けっきょく8時に実家に電話をしてみる。妹が出たのだが、バアさんは10日前に重い物を持って腰の骨がズレてしまったんだとか…。全治一ヶ月だというので、多少はホッとするのだが、なんで連絡してこないのかね。(4.23)


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