頬にあたる風に冬を感じる。もうすでに次の年が控えている師走の風に。 自転車を漕ぎながら今年の出来事を思い出す。 風を切って。スピードは上がらないけど。 それでも自転車は前に進んでいく。僕の人生は前向きなのかな?
出会いと別れを繰り返してきた。それが生きるシルシみたいなものになってきてる。 繰り返すことならば、誰にでも出来る…。 誰かを傷つけ、誰かに傷つけられ。それを分かったふりしてた。
雪が降ればいいなあ!って。真っ白くいつまでも続く草原みたいな道を、 誰かと一緒に手をつないで…歩いてみたり。吐いた息が白くて、二人の足跡がずっと続くような…。そんな雪の日を。
いつまでも待っていて…。でもそのいつは無いのかなって。
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