くりくり♪

2007年01月25日(木) わらしべプロトコル☆

また読書。米澤穂信『クドリャフカの順番−十文字事件』わくわくで読了。
借りてから気づいたけど古典部シリーズの3作目。他の読んでないんだけど
とりあえず読むことにしたけどやっぱりこれも面白かったー。学園祭もの。
面白いかどうかは主観の問題で、合うか合わないかが結局本質なのかしら?
ていうのはでもやはり虚しい...みたいな話、私もいつもどこかで考えてる。
あと、自分のことを他人にやってもらうのが何となく苦痛だみたいなことも、
あーわかるわかるていう感じとか。てかもう単純に文章が楽しいのよねー。
米澤氏制覇はすぐできそう!「犬はどこだ」も再読したくなってきたなぁ。

今週の試写2本。アンディラウの『墨攻』と熊切監督の『フリージア』を。
『墨攻』はアンディラウがむちゃくちゃかっこいー!ストールまいて颯爽と
立つ姿はまじ男前。ただ突っ込み所は多々あり。ラブ系のとこはいらねー!
女優さん凄くかわいいけど、ほんとこの映画に関しては取ってつけたような
ラブ部分はすごく無駄!皆が殺し合ってる時にそんな呑気な…みたいなとこ
いっぱいなんだもん。あと、戦え戦えと指示してるのに、いざ目の前で人が
たくさん死ぬと殺すことは意味がないみたいに言い出すのとか、えっ???
みたいな部分がたくさんあるんだけど、馬に乗ったアンディラウは非常に
かっくいいのでまっいいかーなんて想ってしまう。あと、人が死ぬシーンが
ものすごく残酷なので、直に殺しあってることを観せている意味が感じられて、
そういうところは監督の誠実さを感じる部分だなーと思った。壮大な歴史
スペクタクル〜みたいなのは自分的には苦手分野なのだけど、意外にも睡魔
が襲うこともなく、最後までがっつり観てたのは予想外。あと硫黄笑った。
もう1本『フリージア』西島君が出ているので楽しみにしていたのだけど。
うーん、つまんねーーー凹何つーかこう、あっと驚く仕掛けとかがないのが
なんつーか。つぐみが出てきた時点で正体普通に出てるしねー。坂井真紀の
死に方は好き。執行代理人役の三浦誠己と柄本佑もとてもよかったなー。
あと西島君はやっぱりいいねー。グレーのスエット着て、ひげが生えちゃって
こたつに寝てる、あの感じ。それにしても似合うわ〜!だから、監督がどうも
イマイチなのか原作がイマイチなのか、そんな感じ。エンドロール見てたら、
静岡県富士宮市でロケしてたっぽい。家並み系は馴染み深い感じだったよーな。
そうそう、初めて気づいたんだけど、つぐみがエビちゃんにそっくりよ。

あと昨日はライブも。レッドクロスへスランキーサイドとジグヘッド観に。
ジグヘッド、すごい良かった。良太さんはほんとかっこいいや。だぁーーっ
と20分位の短いステージだったけど、この辺りはもう生理的に好きすぎる!
スランキーサイドは新曲が何と3曲も!女の子の歌、くせになる絡みつく!
あとお気に入り「センチメンタルロケット」が猛烈に嬉しかった〜大好き☆

昨日のオーラの泉で、映画や音楽や文章に触れることの大切さを改めて想う。
目的があるわけではないけれど、間違いなく無くては生きていけないアイテムだ。


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