月草日記
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2004年01月24日(土)

超長文。


さてはて、鋼の日ですvv

ちょっと細やかに感想かいていきたな、という気分なので今日はよろしく!
タイトルは『失われたもの』
いつぞやの怪盗話しのような閑話休題な回かと思いきや、いろいろと深い回でした。よかったと思います。うん。
冒頭。
フュリー曹長は何を発見したんでしょうか?気になります。なんか黄色かった。
そして、ラストおねえさまに、がんばってと言われてみとれてました(笑)いいなぁ、曹長。
ラストの声、やはり同じ声優さんなので、どうも葉(BYシャーマン)君とかぶるところがあります。更に、なんか「ダークな葉」ってかんじがして、いらぬときめきを感じてしまうのです。
次に兄弟。エドの「あいつらを信じていいか、わかんなくなってきた」にはグッときました。ああ・・・!軍部のみなさん、なんとかしてやってください!ここに大人をますます信じられなくなってる子供がいますよ!
オープニング。
2クールのオープニング、好きです。始まり方いいですよね。初っぱなのエドはかっこよくていい!
オープニングとかって、慣れてきたらもう飛ばすのでしょうけど、今回はなんか一回ごとちゃんとオープニングみてからみそうです。ようやく歌詞聞き取れるようになってきました(苦笑)
そして、焔飛ばす大佐に「かっこいい」と呟き、『光』に手を伸ばし、でも掴めなくて頭を抱えるエドに心わしづかみされて、前半へ。
前半。
大総統と大佐のシーン。うっわ、なんか貴重。部下なロイだよ。大佐が、マルコー氏の行方を隠していました、という事を素直に大総統に告げるのにびっくり。ヘタに隠すより自主のほうが刑罰軽くなるからかな?(←酷い)でも、お咎めなし。大総統いつもの笑顔です。なかなかくせ者。「賢者の石は存在しない」とかいっちゃってるし。大佐もそれをかんじとってました。お咎めなしの大佐を見て、中尉のあのちょっとみせた安心の表情がよかったです。ロイアイです。鋼の世界をノーマルに見ればこのCPは納得はしまふ。納得は。
東方司令部の皆さんと、エルリック兄弟とヒューズと少佐が一同に集まるシーンは、原作でもありますが、原作よりシリアス。
だって、エド「口の悪いガキ」とか、大佐にからかわれても怒鳴らなかったんですもの・・・!今軍部の皆さんに不信感募らせてるからきっとそうなんだわ!そして大佐って、エドの機械鎧の手術の様子しってたのね?!の新たな事実にびっくりです。にしても・・・・大佐、「お●っこもれちゃう〜」はないでしょう。ここで私撃沈しました。大佐がいうととても卑猥に聞こえます。もう恥ずかしい!!
ここの場面は、ちょっとしたSSS興してしました。この感想の後にでものっけますので、興味ある方はどうぞ。
少佐と一緒にリゼンブールへと。アルの荷造り姿がかわいいです。羊姿にかこまれて。
ヒューズがお見送りシーンはやはり欠かせなかったのですね!でも、「憎まれっ子世に憚る」いってほしかったです。ここで、注目なのはニーナがスカーに殺された事実を知ったエドの反応が、なんか怖いような痛いような、でした。「ありがとうさん。これで奴とやれる」ってセリフがね・・・いろいろとね。このような理由がないとエドはやはり殺し合いに繋がる戦いができないのではないかな、と。ある程度の自分の感情がないと殺すとかできないのではないかな、と。ここらへんがロイとか軍人とは決定的に違うとこですよね。んで、ここの表現の仕方がよかった!口元だけにクローズアップしてあえてエドの表情はださない、ところが!
セリフは物騒だけど、きっと目はすごく辛そうに歪められてるんですよ!(妄想)だって、きっとエドは殺しという行為を絶対に厭っているだろうから。
そしてスカー登場。子供脅してエド達の目的探ってます。ここまではまあ、良いとして、なぜ粉舞わせて去るんだ?!余計目立つじゃん。
ラストとマルコーさんの対峙。好きです。ここのマルコーさんがかっこいい。やはり元人間兵器ですな!

後半。
アル、駅に置ろされてしまいます。おにいちゃん大慌て!そりゃ慌てるわ。
そんなエドを、少佐制止。窓から飛び降りるエドを止めるのはよいとしてなぜズボン破ける?!大佐がみたらえらい事に・・・!
このアルは鎧体を、エドは足を奪われるんですが・・・。まずアル編を。
これは、まあちょこっとアルの鎧体の辛さとか伝わるお話でしたが、まあギャグでしょう。「呪いの鎧」とかいってたり、面白かったです。
エド編が・・・・!いろいろと深い。でも、まず言わせてください!おい、そこの小娘!そんな箱頭からぶつけたらへたすりゃ死ぬだろう?!ああ?!と、少女に毒吐きました。子供ならではの無神経さ、でしょうか?すごく腹立ちました。でも、この小娘のおかげで、鼻水垂らす可愛いエドを見れました。片足ケンケンするエドを見れました。でも片足ケンケンはやはり痛々しいですな。でもあの状態が今の「生の状態のエド」なんですよね。だから、がんばって元に戻ろうとしてるんですよね。
足を失った元軍人の老人と、エドの会話。人は何かを失って何かを得る、という事を問う老人と、それに反対するエド。そりゃそうでしょう。自分達は失うより、奪われた、のですもの。右腕と、左足と、身体を。この老人の意見は一理あると思うけど、言い方様々ありますよね。何かを捧げて、何かを得ることができる、とかもっと前向きな言い方あるはず。
「戦争にいって、平気なやつらもいる。それが軍人ってもんだ。」
「その者達の何かを失ってくきたのだ、例え目に見えなくても」
って、ここの老人のセリフに重ねて、廃墟に立ちつくす大佐とか、頭を抱える少佐の絵を是非いれてほしかったです!求めすぎ?でも、これって大佐達のこといってるんですよね?
銀時計をみながら、「君もそれで何かを得たのだろう?」と、自分達の身体が今の地位や力と等価のものといわれて怒り出すエド。そりゃそうです。
「すべてを取り戻す」と、鋼の煽り文句をいうエドに老人は冷たいです。「叶ってしまう夢など、とうてい夢とはいえない。」と、思いっきり否定。これ15の少年にはきつい言葉です。
この「叶ってしまう夢など、とうてい夢とはいえない。」は、9割は事実だと思うのです。私は。夢を完璧に叶えることなど、非常に無理だと思う。だけど、私はこうも思うのです。それでも、一割くらいは、本当に夢を叶える人はいる、と。根拠のない意見ですけどね。だけど、やはり夢は叶えるものだと信じたいですから。叶えて価値のあるものだと思うから。
・・・・話逸れました。この老人いろいろとエドに否定的な意見だしていってます。だけど、あえてこんな言い方は、この老人との会話は、エドにとって、決意をあらたにするための機会だったと感じました。だって、葛藤の末、エドは、「それでも、俺達は取り戻す」と、今までの自分達の生き方でいこうとしてるのですもの。老人あとで微笑んでましたし。
にしても・・・・このエドが答えだす時間、えらい間ありましたね。もうエヴァ思い出しましたよ。あの、カオル君殺すか殺さないかで、シンジ君が葛藤していたところです。
この、時間の置き方。登場人物の葛藤がリアルに感じ取れてよい表現だと思うのですが、視聴者としてはちょっとハラハラ。時間の流れかんじさせたかったら、窓から夕日差しこませるとかすれば・・・とか生意気に思っちゃいます。
雨がゆっくり止んで、夕日が差し込んで、その光がエドの顔にかかり、そしてエドは言う。「それでも、俺達は取り戻す」
ってなかんじはどうでしょう?・・・ありきたり、か。

兄弟再会。ここでのエドの転け方エロイです。

夕方のシーン。ここで、やっとエドは大佐の事気に掛けてくれます。そうだよ、大佐も人の子なんだよ!
少佐とも仲直りしてほっと一安心。最後の少佐の肩に載せられるエドとアルの姿がとても微笑ましかったです。
エンディングの入り方、ええかんじですね。うん。


さて、今回は感想だけじゃなく自分の考えも述べちゃいました。鬱陶しくてごめんなさい。


では、最後に今回のアニメみて思いついたSSS。シリアス風味です。
















         ****


荷造りだ、と。
大柄な背中と、小さな背中と、そして壊れた鎧姿を扉の向こうまで十分見送ってから、一同は大きなため息をついた。
「やっぱり様子がおかしいわね、エドワード君。」
その場にいる物達の心の代弁をしたのは、先ほどの一連の会話の口火を切ったホークアイ中尉。
「何があったんでしょうか。」
心配性のフュリー曹長は、まだ視線を扉に向けたまま、心から気に掛ていた。
「いろいろと複雑だからな大将は・・・。まあ、大佐の言葉のセンスのなさかもしれませんが。」
「どういう事だ?ハボック。」
その言葉に、ロイは灰皿にタバコを押しつけているハボックを睨む。
「どうもこうも、お前あの『痛いよ〜』はないだろう。かえって鳥肌がたつわ。」
ハボックの代わりに言い返したのは、唯一この場で彼に堂々と不平を言えるヒューズ中佐。
「・・・・。」
ロイは黙って二人の糾弾を受けた。どうやら彼自身にも先ほどの己の所行に思うところがあったのだろう。
「でも、実際はどのようだったのですか?」
「何がだ?」
唐突な派ハボックの主語のない問いに、ロイは鬱陶しそうに聞き返す。
「機械鎧手術の大将の様子。」
主語を加え直されたハボックの質問を聞いて、一同は一斉にロイの方を向いた。
「確か、大人でも泣き叫び耐えられないとくらいだと聞きますが・・・。」
物知りなファルマン准尉が、機械鎧の手術の概要を語る。
「じゃあ、やっぱり泣いたんでしょうかね。」
「そりゃ泣くだろう。」
「それでは、大佐が演じたような感じか?」
「あそこまでは酷くないだろうが・・・・近いものかも。」
それぞれの予想が飛び交う。
「で、その手術のエドはどうだったんだ?見てきた本人さんよ?」
ヒューズがその場を締めるように、ロイに発言を求める。
「・・・泣いては、いた。」
少々長めな前髪を上げながら、ロイは遠くを見つめるように語り出した。
「だが、弱音は一切吐かなかった。」
痛い、とか。
辛い、とか。
そんな己の感情を叫ぶことをしなかった、小さな子供。
まるで、そうする事が赦されない咎人のように。





「早く、腕が治るといいですね。」
静かになった空間に、ホークアイ中尉のその言葉に、誰もが願った。



終わり。

私はアニメ3〜6話みてません。なので、違うとこあるでしょうか大目にみてやってください。





      

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