独白「文字式」

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2002年08月25日(日) でんぷん讃歌(楽しい夏合宿編2)


じゃがいもが異様に安い時はそれを買いこんで、
みそしるに大量にぶちこんで、
他に主食を用意しなかったりと、なかなか切ないのである。

今回のカレー作りは、一人のためのご飯作りではなかったので、
昔の辛い思いを払拭して、なかなか楽しい気持ちで取り組むことが出来た。
スーパーに行って、カレールーを購入する。
買ったルーの名は「こ○まろカレー」
ちゃんと作れば、名前の通り、コクがあってまろやかなカレーが出来る代物である。

キッチンにたって、いも、にんじん、なす、たまねぎ等を切る。
カレーに適した切り方があるのだろうが、
悲しいかな、一人暮しの自炊は食べれればいいというものなので、
いまいち野菜の切り方まで勉強することは無く、
したがって今回のカレーも、なんとなくざくざくと切ってみる。

切った野菜と肉を炒めて煮こみ、カレールーを投入
意外と味にうるさい私なので、完成間際にしっかりと味見をする。
おお、まろやかだ。さすが「こ○まろ」
しかしどうもカレーのまろやかさじゃ無い気がする。
まるやか、というよりも、まったり、
もっといってしまえばもったりとしている。
妙に優しくほっこりとした味わい。そのためカレーらしくねえぞ。
もしや…。

「こ○まろ」に書いてあったレシピと、自分がつくったレシピを比較した結果、
じゃがいもをいれすぎたことが判明したのである。
大量にいれたじゃがいもが、カレーにとけこんで、
妙にまろやかなカレーになってしまったのだ。
すこしでも味をリカバーすべく、隠し味にケチャップを入れてみたりしたが、
基本的な部分は変わらず、最終的に
「でんぷんまろやかカレー」が完成したのである。

じゃがいもは好きなので、
結構うまかったんだけどね。

このカレーをエネルギーにして
翌日より散歩に向かったのである。
(つづく)


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