独白「文字式」

INDEXpastwill


2003年11月21日(金) それが良くても悪くても(産業カウンセラー挑戦を振り返る編その1)

先月くらいから、日記や掲示板等で忙しい、忙しいとこぼしていた私だったのだが、今日11月20日、ワイン(ボジョレーヌーボー)を飲んで気持ちよくくつろいでいる。なぜ、時間が出来たのかというと、仕事が暇になったり、ましてや会社を辞めたなどというセンセーショナルなことが起きたわけでもなく、16日(日)に産業カウンセラーの筆記試験が終わり、勉強をしなくなったからである。

思えば、4月12日のスクールスタートから半年、なかなか長い道のりであった。で、せっかくなので、試験からさかのぼって、これまで取り組んできた「初級産業カウンセラー」資格挑戦について日記にまとめたい。

そもそも、「産業カウンセラー」ってなんぞや、って事だが、この資格は「社団法人日本産業カウンセラー協会」が、産業社会の中で勤労者の人間的成長を、カウンセリングやメンタルヘルスを通じて援助しうる実力がある、と認可した人に与えられる資格で、「初級・中級・上級」の3階級がある。

今回私がチャレンジしたのは「初級」であり、私が「初級産業カウンセラー」になるためには、「産業カウンセリング初級講座」を受講して、かつ1次試験(筆記)、2次試験(実技・面接)をクリアしないといけない。

というわけで、最初の関門は16日の試験だったのだが、11月に入って大詰めの2週間、これが我ながら情けなくなるくらい勉強しなかった。原因は仕事が忙しかったことにある。忙しいと業務終了後どうしても飲みたくなって、ついサイゼリアに行って飲んで、家に帰って寝こけていたのだ。

・・・・・

これ、真の原因は体力が無く、かつ欲に負けた自分にあるよな。

まあ、それでもワインを飲みながら、一応必死でテキストを読むなどはしており、お酒を飲みながら好きな勉強をする、という実に幸せな環境にいたとは言えるかもしんない。

てな感じで迎えた筆記試験。結果はどうかはわからないのだが、出来はいまいちであった。試験内容は心理学や労働法、メンタルヘルスの知識等を問う学科と、実際のカウンセリングのやりとりを読み、適切なカウンセリングプロセスやクライエント(=お客さん)の気持ちを考える読解問題があったのだが、自信があって、大して勉強しなくてもいいや、と思っていた読解問題がズタボロであった。慢心があったため、軽くバチがあたったのであろう。

試験後はクラスメイトで集まって、飲み会。みんなでテストの話で盛り上がりつつ、日曜16時30分から、楽しくもほろ苦いビールであった。

本音は試験には受かっててほしい、が、ある一面では、飲んで話ができる仲間が出来ただけでも、勉強に取り組んでいてよかったなあ、と思っているのも事実である。(極端を言えば皆に会えたから良い日曜だった、とも言える。)このカウンセリングの学習は良い仲間が出来るところに特徴があるのであり、次回以降はこの辺についての日記を書きたい。

なお、「産業カウンセラー」や「産業カウンセラーの試験」等に関する説明は、あくまで自己流であり(たとえば、試験資格は講座に行かなくてもある場合がある)正確な情報はお調べいただけるようお願いしたい。(上記情報を鵜呑みにしないでいただけると幸い。)
(つづく)


りっと |MAILHomePage

My追加