独白「文字式」

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2005年05月15日(日) 短歌日記(寂しいサイクリング)

 さっぱりしない日々が、まあまあ続いております。今日は、外食して、服買って、自転車買って、床屋に行って、外食して、と散財しまくり。てなわけで、今日の日記はノーマルバージョン。
 実はこの数週間、自転車なしで過ごしていたのだが、その結果。確実に行動範囲が狭まる、とともに、気持ちもものすごく閉じこもっていった。タイヤが完全にイカれてしまってたため、交換にかかる数千円をケチったのだが失敗であった。
 で、いっそのこと自転車も替えてしまえ、と思い立ったのである。購入したのは、なんと、「タイヤのパンクしない自転車」。なんでパンクしないのかが良くわからないが、よしとした。その上、ライトも暗くなったら勝手に付くのである。これもなんでだかなんだかわからないのだが、やっぱりよしとした。
 いろんなことをあいまいにしつつ、いよいよ初乗車。羽のように軽やかに走り回る自分をイメージしていたのだが、思わず、「よっこらしょ」と声を出してしまった。寂しい。新自転車のその乗り心地たるや、微妙に違和感があったのも寂しい。タイヤの構造が違うせいなんだろうなあ。
 まあ、いろんな寂しさを抱えて生きていこうと決めた、自転車購入なのであった。

短歌です
・自転車のライトのような寂しさで蟻は陳列されていました
(05.05.15記 里都 潤弥)


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