ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




Home Sweet Home
2001年11月22日(木)
久々?にぬくぬくとした槙原敬之の唄が戻って来た気がして嬉しい。
まったく個人的な好みで言うと、UNDERWEARより後のまっきーの唄はなんだか彷徨っていたり、悟っていたり、迷っていたり、厳しかったり。精神的ギリギリ感がありありと見て(聴いて)とれて辛かった。他人への不信感とか、自分への追求とかが息つまるように赤裸々に歌詞に出ていたもんね。
何か、ヤバそうだなあと思っていたら事件が起こった。
今回のアルバムはLOVEがあって、大切なひとがいる、とわかる暖かい幸福感に溢れている。「Home Sweet Home」の歌詞の
「人であふれる場所に 人は生まれてくる
誰もが誰かのための 居心地の良い場所になれる」
という所なんて、すごく好き。
Mステで「Are You OK?」を見た(聴いた)時は、その唄のハイテンションぶりに「おいおい、大丈夫か?」と思ったんだけど、アルバムを通して聴いてみると、これは恋するひとのハイテンション?なんだと思えてニコニコしちゃう。
「天国と地獄へのエレベーター」っていう曲も例の事件の事に対する客観的なオマージュだと思うのだけど、こんな風に作品にできる力ってやっぱりスゴイ。プロだと思うし、これでこそ芸術家なんだなあ、と感動してしまったのであった。。。









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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