ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




穏やかな休日
2001年12月27日(木)
きのう隊長とお酒を飲みながら、「明日、お弁当を作らなくていい?」と聞いてみた。予想どおり「いいよ。」と答えてくれて、「どこか調子が悪いの?」と聞かれた。ココロの調子が悪い、というのを説明するのが面倒だったので、「なんともないよ。」と言う。お酒の飲み方とか、態度とかで、「なんともなくない」事なんてバレバレだったろうと思うのだけど、放っておいてくれた。
お陰で、今日は怠惰に朝寝坊。なんだか学校とか会社をズル休みしているような気分だ。近所の大きな本屋さんで、数冊本を選んで実家に向かった。
ママのごはんを食べながら、お喋りして、ソファに寝そべる。「なんか、身体がだるい。」と言って、夕方までぐうたらさせてもらった。「風邪じゃない?病院行ったら?」なんて心配されながら、何にもせず横になっていた。弟もいて、ママもいて、ひとりじゃない感じが心地よくて、ずっと居たいと思ってしまった。 
子供の頃の病欠の穏やかな休日のよう。
「車で送ってあげようか?」と言われたけれど、少しアタマを冷やしたかったので、暗くなった夕方、とぼとぼと歩いて帰路についた。









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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