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| ごめんなさいと言えなくて 2002年01月19日(土) | 一昨日の関連日記になるが、幼稚園生の頃までひとりっ子でワガママ放題で育てられた私は、まさにアクマ放し飼いという感じだった。 まず、「ごめんなさい」と謝った事がなかった。昨日の事のように覚えているのは、近所のお母さん仲間でウチに集まっている時に、いただいたばかりのウイスキーの瓶で手作りしたインディアン人形を走り回って割ってしまった時の事だ。 ママに「ごめんなさい、しなさい!」と叱られたのだが、どこをどう捻っても「ごめんなさい」という言葉が出て来ないのだ。恥ずかしいのと、謝りたくないっていう気持ちが身体中をぐるぐるしていて、固まってしまった。 見かねたインディアン人形を作った美保ちゃんのお母さんは「いいのよ、いいのよ。」と笑って許してくれたが、私はどうしても「ごめんなさい」が言えない事の罪悪感を拭えなかった。 小学校にあがり、パパが転勤族だったため転校を繰り返す内に、だんだんと集団という仕組みを理解したが、いつまでも「ごめんなさい」を言うのは下手なコドモだったような気がする。 |