ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




ゲイシャ・フジヤマ
2002年02月05日(火)
昨今のアジアンブームに乗って、アジアンムービーや中国茶など続々と異国情緒溢れる文化が日本で花開いている中で、ふと立ち止まって考えてみると、あまり浮かれてばかりはいられない現実がある。
中国に詳しい方とメールやBBSでお話する機会があって知ったのだけど、実際には中国では文化大革命というものが巻き起こってからは、チャイナドレスや、工夫茶器などの贅沢品は一切禁止され、とても質素な暮らしを国民は強いられたそうだ。
現代でも、映画の中や、私たち日本人がカフェでくつろぐようにお茶を愛でて・・・という贅沢な事をしている人がどれだけいるか、と考えると、なかなか現実は厳しそうである。
中国でも、プーアール茶を手に入れるために高級外車ほどのお金を散財するお金持ちがいるにはいるらしいが、そういうのはかなり稀な話なのだと知った時。
欧米人が、日本では今もサムライが街を歩いており、ニンジャが活躍している、と思い込んでいる構図に似てしまっている事にはっ!と気づく。
あまりミーハーに浮かれていてはいけないな、と反省する今日この頃。









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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