ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




教育ママ
2002年05月26日(日)
ねこえがママになってから約1カ月。出産した瞬間から、その母性には驚きと感動が隠せなかったけれど、本当に日に日にその思いが強くなる。
母というのは、何の打算もなく、本当に無償の愛だけでコドモを守る存在だという事。。。猫に教えられるだけに、そのシンプルさは本当に強烈だ。
今日の豪雨の中、自分が雨をしのげる所は他にもたくさんあるだろうに、こねこえの事を思ってか、私や隊長の手の届かない場所という事を最優先に考えたらしい避難場所は、自分がずぶ濡れになってしまう場所だった。もちろん、子猫4匹は、ねこえのお腹の下で、雷鳴に怯えながらじいっとしている。ねこえに「家に入っておいで」と声をかけたり、カサで濡れないスペースを庭に作ってやったりしても、知らん顔。コドモを産む前のねこえだったら、雨の日はウチの中に飛び込んで来てたのに・・・。
自然の経験を、子猫たちに学ばせようという方針なのかなあ。。実はねこえは、教育ママなのかな?
本当に子猫たちのねこえに対する信頼ぶり、慕いようは、涙が出るほど。4匹みんなが競って、ねこえに甘えて、ねこえもそれに応えてやっている。1匹ずつ、お尻から頭まで舐めてキレイにしてあげたり、(母猫は子猫が自分で排せつを覚えるまで、舐めて排せつさせてやり、排せつ物を食べてあげるのだ。。すごい行為だと思う・・・。)ちょっと窪んだ所に子猫がハマれば飛んでいく。子猫にちょっかいを出す外敵(私)には容赦ない猫パンチ!!!いつ、ねこえは寝てるんだろう???と心配になるほど。
きっと、ねこえのお母さんも、そうやってねこえを育てたのかもしれない。ねこえのお母さん・・・どんな猫だったのかなあ?









設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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