ハラグロ日誌
書人*ちる

   

  




気まずい二人
2002年06月10日(月)
という三谷幸喜の対談集(角川文庫)を、うっかり買ってしまいました。朝日新聞に連載されている「ありふれた生活」というコラム、すごく楽しく読んでいるし、奥様のマダム小林のエッセイを愛読している私は、あまり何も考えずにレジに持って行きました。
三谷氏の会いたい・・・と思う女優、芸人、タレントさんとの会話、ほんとに「気まずい」感じ。ほんとに「会いたい」っていうモチベーションあるのかぁ?!みたいな。とにかく「僕、緊張してます。」っていう所から必ず始まっちゃう。そして、会話のキャッチボールどころか、落球ばかり。
そして、話につまった時の必殺ワザは「枝豆と豆腐ともやしについて」と「去年の大晦日何をしていたか」。
これが、また会話を発展させないんだわ・・・。
だから面白いっていうハナシもあるけれど、本としてはいかがなものでしょう〜???(笑)
実際「あとがき」によると、三谷氏のイニシアティブの無さに憤慨して、月刊カドカワへの掲載を拒否した女優さんもいるとか・・・。なんとか月刊カドカワへの掲載はできたものの、本にするのは断固イヤ、と事務所から断られた女優さんが2人。(笑)
・・・これから買おうと思っているヒトのために。
「私の本を差し上げますので、どうか思いとどまってください!」










設計*しゑ(繊細恋愛詩)
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