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海辺のカフカ(上) 2002年09月19日(木) | ぶつぶつ日誌の続き(?)っす。 下巻を読んでいた私は、帰宅してから上巻に取りかかりました。 このお話、きっとハルキワールド好きならきっと気にいるハズ・・・。 乱暴に言ってしまえば「羊をめぐる冒険」と「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」と「ねじまき鳥クロニクル」を足して3で割ったよーな感じで。(ホントに乱暴だな・・・。) 粗筋については、また「文化的〜」の方で紹介するとしますが、よくハルキワールドに出て来るパラレルワールドの世界。 つまり、自分で知り得ない所で、自分に深くかかわっている事が起こっている・・・という事って、本当に本当にあるのだと思う。 そういうのをヒトは「偶然」と呼んだり「運命」と呼んだり「奇跡」と呼んだりするのだろう。 でも、どんなヒトにも「それ」は起こっている。 どこかでひっそりとパラレルな世界で静かに事は起こっているのだ。 物語の上で、そのパラレルワールドは「邂逅」しない。 作者と読者のみが知る。登場人物は、そのパラレルワールドのからくりを知らぬまま、各々の世界へと戻ってゆく。 そこが、先程挙げた3册の今までの物語とイチバン異なる所だ。 ハルキ好きは是非どうぞ〜☆ |