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たてこもり(長文) 2003年01月20日(月) | 金曜日に臨死体験をした、ゆきですが、だいぶ復活の兆しを見せています。「らしさ」が戻ってきたというか・・・。(笑) もともと、ゆきは人間ギライ。人間には一切心も許さないし、ごはんも人間の見ていない所でこっそり食べるか、ねこえづてにあげたものしか口にしないコなのでした。そもそも、目も開かない生後1ヵ月の赤ちゃんの時から、私に対して威嚇してきてちょこまかと逃げて絶対に触れさせてはくれなかったのです。 兄弟のクウは人間大好き!だし、あずきは臆病ながらも人間に対して一生懸命話しかけてきたりするので、同じ教育を受けているはずなのに不思議。。。 きのうもドシャ降りの雨の中、ゆきは外に出ようと、ガラス窓に何度も体当たりしているので(無茶な・・・)、何度も窓から引き剥がして猫ベッドに連れ戻しました。何十回とそれを繰り返した挙句、とうとう、母猫の出番?!とばかりにねこえが出てきて、ゆきを「ふぎゃっ!」と一喝。爪は出さないけど、猫パンチでゆきに手をあげていました。疲れたのか、ねこえに叱られて凹んだのか、観念してベッドでおとなしくなる、ゆき。ノドの奥から「うううー」と唸る声も弱くなってきて、そっと首の回りを撫でてみると、かすかにノドを鳴らしてくれました。もしかして、少し人間に心を許したか??と思ったのですが・・・。 やはり、朝になったら、また暴れはじめました。(泣)きのうよりも格段に元気でパワフル!!窓から引き剥がそうと手を伸ばすと前足、後足、両方で抵抗してきます。私のお腹と太ももはゆきの引っ掻き跡で血が滲んでヒ−ッ!痛い!(お風呂、しみるのだ・・・) ねこえも心配そうに見てましたが、やっぱりまた「ふぎゃぎゃっ!」と猫パンチを繰り出してゆきを叱っていました。今まで、どんなにゆきが我侭な事をしても、ねこえのごはんをとったりしても怒らなかったのに。優しい母猫ねこえが怒った・・・しかも2回も・・・。 今は安静にしてろーってのが、母猫には分かるのかなあ?これも不思議、不思議。 日が出るまでは、猫たちをみんな猫べや(ウチの和室)にカンヅメにしていたのですが、お天気も良くなってきたし、庭の土も乾いてきたし、ゆき以外の3匹だけ他の部屋から脱出させました。 そしたら・・・ゆきが騒ぐ騒ぐ!! ゆきのストレス臭もピークに達してきて、そんなにも家に閉じ込められるのが苦痛なのか・・・といたたまれなくなり、窓を開けちゃいました。矢のように濡れ縁に飛び出していったゆきはしばらく、庭に佇んでからソロソロと家の回りをマーキングしながら歩きます。その後を心配そうについて行く弟のあずき。 ほんの少し、自由を満喫したゆきは庭においてある非常用のねこハウス(昨日の日付けで「ねこハウス」について書きました。みすぼらしい写真つきです。)に入っていきました。「もう人間の顔も見たくない!」って憤慨してるのかも。(苦笑)そして、そのまま7時間くらい、そこにジーッとしてます。たまに心配になって入口をのぞくと、「うがー!」って威嚇されました。(笑) お腹がすいたら、家に戻ってくるかなぁ??それとも2晩も家に閉じ込められたから警戒してるかな・・・。心配は心配ですが、ゆきが元気になってくれたので、あとはもう好きにさせようと決めました。 不妊手術の効果が現れて、ねこえみたいに家猫化してくれる事を祈りつつ・・・。 |