mixiもfacebookも似たようなSNSだけど
フェイスブック特有の違和感みたいなものがあって
これがなんなのかよくわからんかったんだけど
偶然みたブログに書かれていて気がついた。

ネットの世界なのに「リアルに充実」してるところだ。

まぁ、やれ女子会だの会社帰りに飲み会だとか
女の子なら、やれお菓子作りだとか、お料理作ったよ♪だとか
なんというかアピール感がハンパないわけよ、ネットなのに。

mixiやってるときに会社のグチばかり書く友人に嫌気がさしたもんだけど
これはこれで「はいはいヨカッタネ…」という冷めた気持ちにならんでもない。

僻む気持ちというよりは「ようやるな」という呆れる感じ。
楽しいときに携帯でネットで報告って変じゃない？

なんでだろうなぁ〜と思ってたんだけど
あれだよね、結局学生時代の友人たちとつながったりするわけじゃん？
どこか”見栄”があるんだろうなぁ〜と思うわ。
今の私は幸せですよ、的なね。
そんなんアピールせんでいいがな、と冷めた気持ちになる。

何も感じない人は感じないんだけど
偶然知らない人のページとか見てて、そう感じる人がいる。
無理に生活を充実させてる感じの人。

私も料理教室行ったり、陶芸習ったりしたけど
作品集をアップしたりとかしてないし、
毎日料理してるし、週末はロールパン焼いてるけど
それをアップしようだなんて思いつかなかった。

私がフェイスブックにアップするのは読書記録や音楽記録やで。
インドア充実アピールだぜ。
アウトドア更新はGW、お盆、年末年始のみの３回（笑）
人に羨ましいと思われることは望んでないしなぁ。

随分前に「怒り新党で」の投稿で
料理教室やお菓子作りや旅行で撮った写真をブログにアップしていたら
それを見た友人から「暇だね」と言われて腹が立った、というものがあったけど
私もそんなブログ見たら口には出さないけど「暇だね」って思っちゃうと思うわ。
その当人にしてみたら努力して時間を捻出してると思うんだけどさ
そういう努力を人様に見せるという行為が「暇」という感じがする。

本当に忙しい人はTwitterもブログも、フェイスブックもやらないと思うし。
そんな暇無いでしょ。
老人介護で24時間張り付いてる人はそんなことしないでしょ。

あと一番の違和感は、他人に羨ましがられることを充実と勘違いしてる人が多いところかな。
お前本当にそれ楽しかったの？本当に好きなの？と疑問に感じるところ。

自分にとって興味がない記事でも書き手が本当に好きなことだと
「楽しそうだな〜」とか「頑張ってるな〜」と思うけどフェイスブックの報告には
ネット特有の『書き手の楽しさ』みたいなものが感じられないんだな。
本音？みたいなものが。

私以外に本を読破しただの、
一人でDVD鑑賞しただのとアップしてる人がまずいないしね。
どこどこ行っただの、何作っただの表面的っていうか。

そういうことに価値を見いだせない。自慢してどうになる。
やっぱり自分の人生なんだから自分が楽しまなきゃでしょ！

所詮人とつながるツールだから、
自己主張する場ではないのかもしれないけど非常に違和感がある。
だけどmixi同様に便利なんだよね〜。アーティストの更新情報とかさぁ。

根暗だとかいい年して独身だとか思われてもいいから
私はアングラ報告をフェイスブックにアップしていこうと思います。