遠征から帰ってきました。
いやぁ〜、思った以上に楽しい旅でしたわ。 今までに感じたことのない、充実感と、浄化感といいますか…。 これこそ”八日目の蝉”という感じ。 今まで感じたことのない世界や感覚を得られた気分だったな。 良いモノを見て感じて、普段しない話をじっくりしたり。 心の底から浄化されたような感じがした。 ここ暫く煮詰まってたものがすべてくだらなくかんじたし、 恋愛のモヤモヤにしても全てクリアになった。 違う土地で、違う場所を見て初めて感じるものもある。 ただの旅行ではなくて、自分が抱えたものを持って行って、 それを浄化して帰ってこれたような旅だった。 そもそも私、本州を離れたことが今まで無くて、 本当に初めて見るような景色ばかりで なんていうんだろうか、視野や世界が狭くなってた自分に気づいた。 出不精だけど、たまには外の世界をみないダメだと実感。 まぁ、変な時期に友だちと出かけたり、変な集まりに参加すると 気分転換どころか心底疲れたりするけど 一緒にいる相手が話の通じる人で信頼出来る人だと 別の場所で、別の人と、同じ景色、同じ食べ物、同じ話をしても受けるものが全然違ってくるんだね。 私って友達が少ないし、男にもモテないし、人と関わりあう事が極端に少ないけど その中で出会う人に凄く恵まれてると感じることが時々ある。 父親はいないけど、その分父親的存在は人より多くいると思う。 学校の恩師とか、前の職場の上司とか、今回一緒に行った男性もそう。 特に今回は 「あぁ、世の中のお父さんって本当はこんなこと考えてるんだな」 って思った。 子供がいるから頑張れる、子供が成長してときに誇れるような自分でいたい、とかさ。 ライブでも色々甲斐甲斐しく面倒見てくれたわ。 本当はこういう経験を子供の頃にするんだろうな。 それでも不幸なんて全然思わない。 そのおかげで得たものはたくさんあると思ってるし。 今まで仲良くしたことのある男友だちや、 ネットも長くしてるけど襲われただとか怖い目にあったことは無いし、 異性なのに友達のような信頼出来る人もいる。 これって経験出来るようで中々出来ないことだと思うんだ。 男と女の友情って。 「一時の快楽のために、大事な友だちを失うことの方が怖いでしょ」と言っていて、 ”手を出す”=”私のことを好き”だと勘違いするんだろうとも言っていた。 そんなわけないのにね…。 そんな勘違いをしない自分になれたのは環境のおかげだと思うから。 「野ブタをプロデュース」で、いじめられっ子の野ブタが 私は長い間、独りでもぐらのようにひたすら穴を掘り続けてきたんだろう。 そしたら突然二人(修二と彰)が出てきた。 これから先もまたこんなふうにポロって誰かと出会えたりするなら、 独りで土の中掘ってるのも悪くない。」というセリフがあるんだけど まさにそんな感じ。 帰りの新幹線に載って、御礼のメールを書こうとしたら 涙が溢れて止まらなかった。 こんな気持ちになったのは、一緒に仕事をしていた上司から 「仕事相手がミウさんで本当によかった」と打ち明けられたとき以来。 私はずっと男性に認められたかったんだろうな、と今なら分かる。 父親に可愛がられた経験がなかったから。 それから彼氏も出来て、認められるという経験もしてきたけど 男と女という関係ではない間で認められて信頼出来る相手が出来るって 本当に凄いことだと思うんだ。 これで、私はまた一歩進むことが出来ると思う。 明日からまた仕事で、ロンゲとの会議も再開になっちゃったけど 違う自分で、違う気持ちで頑張れると思う。 頑張ってるのは自分だけじゃない。 ひとりじゃないと実感できると、強くなれるもんだね。 |