*enpituサイトについて
|
ここは日記サイトenpituをお借りして書いてます。
enpituの詳しい情報はこちら↓へ |
|
*enpituサイト機能
|
My追加
この日記は「告知しない」の設定です。 |
|
◆ 2002年10月26日(土)
|
件の彼との結論
|
その前に。 実はすでに私の中では彼には辞めてもらおうかと 思い始めていたところがある。
彼はまともに勤めたのがうちが始めてらしく、 今までは親元に一緒に暮らしアルバイトしかしたことがなかった。 それが彼女と知り合い、一緒に暮らし始めて まともに勤めなければいけない境遇になり、うちに来たのだ。
その彼女というのがバツ1さんで小学生の子供が居る。 彼女が暮らす市営住宅に転がり込む形で、一緒に暮らしているのだ。
彼はうちでの面接の際、彼女とその子供のことを 「オレの女房と子供」と言い切った。 後からまだ籍が入ってないことを知り、家族手当をどう扱うで 私は随分と悩んだものだ。
というのも、その頃、彼と同じ年の独身の男の子にも 同棲する彼女が居たのだが、独身ということもあって、 当然だが、家族手当など一切支給していなかったからだ。
彼と再び面接をし、近いうちに籍を入れるという確約の元、 とりあえず「内縁の妻」ということで、 配偶者とその子供の二人分の家族手当を支給した。
あとからそれが問題になり、元から居た独身の彼は 辞めてしまったりしたのだが。
件の彼に辞めてもらおうと思った理由は、 結局のところ彼には世間の相場と常識が理解出来ていないと 思ったからだ。
例えば、このまま会社側と彼と話をつめ金額の折り合いが ついたところで、彼の中では不遇な対応としか 受け取ってもらえないだろうと思う。
不満の残った形で会社に残ったとしても、 彼のためにも会社のためにも利益にはならない。
今までの話し合いの中でもたびたび、自信過剰な態度が 見られたところも判断の一つではあったけども。
しかし彼から切り出された話は、今までの給料値上げの話は なかったことにして欲しいとペコリと頭を下げられたのだ。
数分沈黙したのち、条件付で残ってもらうことにした。 うちで働きながら次の職を見つけなさい、と。
彼がどう受け取ったかはわからないが。 職探しをし、世間が今どれくらい厳しくなっているかを見極めて もらえればという考え。
もちろん、もっと高待遇な会社も存在するだろうが そこが自分を受け入れてくれるかは、自分の能力次第。
受け入れてもらえれば、それはそれで彼のためになるだろうし、 なければないで、今の境遇がほどほどに恵まれていることを 知るだろう。
どう転ぶかはわからないけども。 とりあえずは私が現場に駆り出されるという事態は 当分なくなった。
少し、一息ついたところだ。
ちなみに近いうちに籍を入れるといった話。 結局3年経った今でも、成されていない。
彼の言い分では今のままの年収ではとても籍を入れられないという。 それよりも激しく年収の低いうちは、一体なんなんだろうと 思う頃のごろ。
夢が大きいのも結構だが、あまりに大きすぎる夢は 今達成しえる夢をも犠牲にしてしまいかねないように思う。
小さなところから着実に根を伸ばすことも考えろ...なんて、 そんな説教をしだす自分が年寄り臭くなりそうで止めた。
あーあ。 うちもそろそろTV買い換えたいなぁ。 空家で拾ってきたヤツがガタがきちまって音声がたまに 聞こえないんだよなぁ。 |
|