f_の日記
f_



 徒歩

ポケットに残っていた煙草を
無意識にくわえて

火をつける前に
ぷっと吐いて捨てる

僕は

卑怯者にならなかったろうか
卑怯者でなかったろうか

十六夜の月
首を傾げるオリオン

孤高に輝く彼らと
夜道を歩きながら耽る

2004年12月27日(月)
初日 最新 目次 MAIL