2005年03月01日(火)
季節の変わり目
事故が増えたり
体調が悪かったり
人間は、それぞれ変わりゆく季節を
きちんと 察知している。
また人々は
それぞれの思い想いのことに
気持ちを馳せることだろう。
しかし わたしは
次の季節気配を察知すると
決まって、
「生き残れたな」と思うのです。
ことの始まりは
“死ぬなら たぶん 20歳に なるまえ”と
漠然とした なんの根拠もないのに
妙にキッチリ納得していた19歳に遡る。
秋生れの私。
20歳になるためには
19歳の夏を 無事に終えることが
生き延びる条件のように 感じられたわけで
まぁ 実際20歳にも なりたかったし
死にたいとも そんなに思い詰めてないけど
秋風が 吹き始めた頃に
“あ〜、助かった”と思いまたね
言うなれば、
プライベート厄年??みたいな感じ?
以来、季節の変わり目がくると
“助かった”と思うようになりましたが
近頃おもうに、季節というのは
去る前に 人を連れてってしまうのではないか?
道連れに 人を季節が
ひっさらってく、そんなイメージがあります。
まぁ 紆余曲折、いろんな人に助けられて
いま 元気におまんま食べてるわけですが
でも、あの夏ほど 生き残れたと
思えたことはないだろうな
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