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$loop
この日、親子ほども違う年の離れた方の送別会を開いた。この九月で定年で現場を退くこととなった取引先の方だ。 と言っても、その方の同期の方と二人で最後の祝杯をあげる場に、私も参加させて頂いたというのが正しいが。
最初から最後まで終始笑いが絶えなくて、本当にいいお酒だった。
仕事で年輩の方と飲む機会はわりとある。一応独身女性の部類に入る私は、それこそおじさん族には重宝がられる時もある。本当のところ、そういうのは疲れることも多いが。
でも、その晩は世代や性別を超えて、こんなに楽しめるのかって少し自分が驚いた。 華が欲しいだけの場合とは、明らかに違っていたからだろう。きちんと一個の仕事人として迎えてくれて、同じ視線で語ってくださる紳士な対応があったからだろうし、とても私の仕事を理解くださったゆえでの、楽しい時間だったような気がする。
実際は定年で同僚の方は系列会社に残れたが、彼は別の会社へ行くことが決まっている別れでもあった。きっと胸の奥には様々な想いがあるのだろうと思う。考えると少し切ない。
そんな時期にわずかでも私の存在で和ませられたなら、本当に嬉しいことだ。 また、仕事が離れてもきっと会おうと約束して別れた。
出会いを喜べる楽しい時の経過に、感謝はこぼれ落ちる。そんな大切な日を、心に記しておきたくて…。
日付は遅れてしまったけれど、ここに更新しておきます。(2002.9.29記)
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フィル/ フロム・ジ・イノセント・ラブレター
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