FILL-MIND [フィルマインド]心情記 

   
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2002年11月04日(月)  ■個性の文化■


類は友を呼ぶ。という言葉がある。

かっこいい人の周りには、かっこいい人が集まっている。

サイトめぐりなるものを、ここ最近、遅ればせながらしていた。
らせんのように連なっていくサイトを追い掛けていたら、世の中の人たちは凄い、という感嘆に行き着いた。人の生み出す創造力は底知れず尽きることがない。

WEBサイトの特徴のひとつを、リンクだと言う人は多い。
そのサイトがどこに繋がっているのか、どう繋がりをつくっていくのか。
文章を読むよりも雄弁に性格を物語っている側面が伺える、と言うのだ。

なるほど、私もそう思う。センスのいい人には、本当にセンスのいいサイトが貼られている。

おそらく、そこまでクリエイティブ魂に長けている人は、サイトをつくるすべてのパーツが、センスを物語る重要なファクターを意味しているのだろう。

隙がなく、余念がない。

そして万全に抜け目なく、自サイト紹介にも力を入れている。
組写真で有名なあるサイトには、目からウロコと言うか、思わずため息のこぼれる感動と出会えた。10ページ程度からなるアバウトページを順に開いていって、最後のページに辿りついた時の強烈な印象は、脳に焼き付いて離れない。天才とはこういう人をいうのだろうと思う。

飽き足らず惜しみ無い個性の流出。

文化は着実に新たな風を個人に宿している。インターネットの世界はなんと奥が深いことか。
そんな時代に私は、生まれてこれてよかったと思う。

なんだか、FILLのやっつけデザインが恥ずかしくなってきて、非常に触発もされた。私にもわずかに残っている創造魂を駆使して、全体をつくり直したい意欲にかられたのは言うまでもない。果たして、やる気がついてくるかが、問題だが…。

ま、その前に、置き去りになったままの言葉たちを、もう一度綴ってゆける自分自身の心を取り戻さなくてはいけない。

失語症の子供のように、冷たい部屋で凍っていく心を重く抱えてしまう時、希望はどこにも姿を見せなくなる。ひざ小僧を抱えて、じっと時の刻む音だけに耳をすましていた。

これからも、また同じようなやりようのない切なさに何度となく襲われるだろう。
また、同じように、止まらない涙に心が占領されてしまうだろう。

それでも、いいじゃないか。と思う。それが私なんだから。せめて私くらいは、自分を心から愛していよう。裏切らず、傷つけず、絶対的な愛情を自分に注いでいよう。
きっといつか、心ある出逢いが、人が、夢が、救いだしてくれる日もくるだろう。世の中、そうそう捨てたものではない。

私にだってまだやれる、きらびやかな個性に圧倒されて思う。
私にしかできない、私自身を必要とする、出会いのために。
きっと書ける。きっと書きたい。私自身を震わすもの。

個性を育むこと、それ以外に生きていく証など、何で示すというのか。強く生きたい。



※こちらは、11月4日に書いて、10月30日の欄にアップしておきました。この時、停止宣言をといて復活するだけの自信がなくて、ひっそり更新しました。みつけたFILLフリークの方はいるのでしょうか?(そんな人いるわけないってか!)というわけで、消さずに10月30日のページにもアップさせておきます。



 
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