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2002年11月09日(土) ■復活へ・刺激の人たちへ■ |
--良い人になりたいと語った人。 知った時からいっぺんにその世界が気に入って、つくり出す文章に自分と同じ感覚を感じてもっと知りたいと思った。想いを伝えきらない前から、恐れをなして下心な媚びに恥じて、気弱な臆病さは、こっそりと覗き見に甘んじる。巧みな類似を喜んで、密かにセンスをいただいて。影響される出会いとは、いつも秘め事のようなドキドキ感も一緒についてくるから、そんなスリルも楽しんだ。
--文章はテクニックだと言い切った人。 高飛車な言い回しは敵を多くつくるタイプだったけれど、センスは抜群に良くてその自惚れを納得した。自分を偽らずにさらけ出せる強さに惹かれて、私も創作を続けようと奮いたった。今も、私はあいかわらず反論できる術も持たずに、地団駄 を踏んで彼の高飛車ぶりを眺めている。この悔しさと劣等感は、どれ程やる気のこやしとなっただろうか。
--ただ心の深層を解き明かし、なぐるように綴っていた人。 文章が優れているというわけではないのに、人を引き込ませる訴えは半端ではなかった。そこからどれ程の勇気と意欲を分けてもらっただろう。刺激がこぼれ出して、創作欲が止まらなかった。激情のままの、極端過ぎる自分の露呈から、激しさの裏側にある切なさを知る。私はいつもそこをみつめて書きたいと感じているのだと思えた。
--ひたすらに毎日創作を続ける人。 もの悲しい心の奥をあっさりと言葉に変換させてしまう、その世界に魅了された。圧倒されて感動して、創作とFILLへの想いに火がついた。影響されて、劣化コピーのような稚拙な文書もいくつかつくって…。勢いは到底、真似できなかったけれど、人の可能性の深さを思った。私にもできると思える勇気をもらって、FILLをつくってゆけた。
* * * この一年で創作の出会いを思った時、彼等のことを思い出します。出会って、感性を奮わせて、刺激を受けた人たち。
FILLに上げてある文章に少なからず影響を及ぼしています。出会えなければ私は書いてゆけなかっただろうし、FILL開設もありえませんでした。改めて感謝をここに記しておきます。 (&念じておきます。)
しばらく、書けなくなってしまったのは、あまりに早い喪失の速度に、得ていく喜びが追いつかなくて、言葉が重いだけの代物にすり変わってしまったから。
感性とは、辛子みたいなもので、辛味で旨味をひきだすことと似ている。食べなければ加減も覚えず涙の出る辛さも知らずにいられるけれど、知ってしまってからは、それがなくては味気なく美味しさは半減してしまう。 淡々と同じ旋律を弾くメロディは落ち着いていて好き。でもエッジのきいた鋭い音は心を弾ませる。 みな、それらと同じ。
感動と勇気と想いを分けてくれた人たち。ネットで知ることのできた機微。いつか誰かに私も返せるようでありたい。その感動の分をきっと。
また、この気持ちに立ち帰って、また書いていきたいと思えるようになりました。待っていてくれた皆様ありがとうございます。 これからもどうぞよろしくお願いします。
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