スカビオサ。
いつか消える私から私へ。
私が恐れながら愛していた全ての色へ。
嘘と私を込めて。

2002年08月07日(水)

今日は血を流しすぎました。
最悪です。
例のごとくスゴクあれです。
瀕死です。
立ちくらみまっくす。
塾の階段から危うく落ちるトコロでした。
恐かったです。


切りました。
そんなに深く切りませんでしたが、ティッシュ5枚消費しました。
まっかになって、マニュキュアも血で汚れてしまいました。
何だかふにゅふにゅな気分になって、
眠たくなりました。
そのまま眠ってしまって、お母さんが私に「布団取り込みなさい」って注意した声で目が覚めました。
見られたのかなあって、びくびくしてたけど、
お母さんは何も見なかったフリをしました。
お母さんは私が切っているのを知っているけれど、何も言いません。
こびり付いた血は、爪じゃ剥がせなくてやっぱりカッターの刃で削り落としました。
今日は消毒をしました。
お風呂行ってからマニュキュア落とします。

私が今日腕を切ったのは、きっと風がとっても強くて愛おしかったからです。
ベランダから吹く風は私の音を消してしまうくらい大きかったのです。
私は自分が溶けてしまいそうで、消えて、私の存在を掴めきれなくなってしまいそうだったからです。
私は一昨日とは違う理由で切りました。
憎しみや憤りからのリスカじゃなかったです。
だから、痛みは殆ど感じませんでした。

















柔らかな腕を引き裂いた優しさ。
私の愛おしさ。
錆びついた残り香に頬を寄せて。
一つを信じられない私には神様がいない。
自分で十字架を刻み込んだけど。
ひざまつくコトもできなかった。



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遠莉。 [MAIL]

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