スカビオサ。
いつか消える私から私へ。
私が恐れながら愛していた全ての色へ。
嘘と私を込めて。

2002年08月26日(月) 矛盾的切望。

想うのは。


死んで欲しくないヒトがとても苦しんでいるとしたら。
2通りの考え方があると想う。
一つはかなり多いと想うんだけど。
そのヒトにたくさんの言葉をかけて救おうと救おうとする。
「死なないで。私はあなたを必要としている。まだきっと先にいいことある」
みたいに。
もう一つは。
死ぬという結末がそのヒトにとっての一番安心できる、そのヒトにとっての天国だと想い。
死なせてあげる。

大きく分けてこの二つだと。



人の救いが欲しくて死にたいと想うなら、前者が救いになるんだろう。
あまりに自分が辛くて人の温もりを拒否したり他人など関係なく自分が苦しんで自分だけの哀しみなら前者に背を向けるだろう。


そんなコトを考えてた。





私は昔よくこういうことを考えてた。
今なら誰でも解るんだと知ってるけど。
その時は、それはそれは色々なことを考えてた。
例えば。
人は何故理由や言い訳をするんだろうてこと。
私的結論は。
忘れちゃった。
我ながら納得できる結論をいっぱい作った。
でも。
「無意味」
と気付いた。
それから何も考えなくなった。
そしてリスカをキッカケにまたこんどはこの世界が嫌いになった。


嫌いでも此処に居る私。







だから今生活があって。
ハハオヤとかチチオヤとかあってカゾクとか学校とか世間とか。
現実逃避とか言ってネットをしてもここだって現実。
嘘の情報があってもそれは現実。


決して独り善がりをしたい訳でもなく。




「自分だけが苦しい」
と想っている訳でもなく。





無い物ねだりをしてるだけ。



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遠莉。 [MAIL]

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