スカビオサ。
いつか消える私から私へ。
私が恐れながら愛していた全ての色へ。
嘘と私を込めて。

2007年05月23日(水) 縁石。

縁石に座って膝をかかえる。
呟く。
誰か。
助けて。





それから笑うん。
ばかだなぁって。









友達を羨んでばかりだ。
自分のことを、ちゃんと見つめていると思いきや
あたしは何も見ようとしてない。




あの子はいいなぁ、愛されて。
求められて。
誰かの一番になれて。
誰かの記憶になれて。
かわいくて。
きれいで。
頭がよくて。
料理できて。
優しくて。







そんな、意味のないことをね。










あたしは、
友達がいて、
恵まれた教育環境にいて、
やりたいことができて
毎日ご飯が食べれて
静かにすごすことができる。



こんなにすばらしいことも下らないと
達成なんてできるはずのない理想ばかりを目で追っていた。








現実とゆーのがこれで
全ては過ぎ去っていて
音楽に満たされていて
ここにいることが、生きるということなんだって。




頭では分かってるのに。
頭では分かっているし
だからそのための選択もしてきた。





それなのに、どうして。
ここじゃない何かに縋ってるんだろう。


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遠莉。 [MAIL]

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