☆帰ってきた☆それなりな日記。

2003年10月15日(水) コーヒーチェリー

6時間目が終了し、これからHRだという時に、うちのクラスの11人ほどの男子が「やべぇやべぇ」と騒ぎ始めました。
そ知らぬ顔で聞き耳をたてていると、どうやら「制服のカラー(あの首の内部に取り付けてある白いプラスチックみたいなの)忘れちまったぜ先生に指導されるぜ」ということらしく。ははあ、たしかに今日は制服の移行期間終了日だから、服装検査があるでしょうねえと眺めてたら。

彼らはついに、行動を開始しました。

教卓の中に大量に放り込まれた余りのプリント(わら半紙使用)を見つけ、「これだ!!」と叫び。「誰かセロハンテープ持ってこい!」と教室をわらわら。
嫌な予感がするなぁと思ったら、案の定。


ハサミで紙を切り、カラーを作り始めました。



男が輪になって、いっせいに黙々とだよ?



「目立たねえ! 全然わかんねえ!!」と嬉々としたカラー忘れ組。ちゃんといつもつけている人、要領良く常備している人は苦笑いをして上手くいくのかよ、なんて顔してたんですが。



結果。











盛大にバレました。


「なんじゃぁこりゃあ!! 貴様らナメとんのかぁああ!!!」と足蹴にしながら響く担任の声。
そんな中でも更に要領のいい奴は、偽のカラーをつけつつもさりげない演技で潜り抜け、指導を免れた奴もいるにはいたんですけど。

偽のカラーをつけた様は非常に愉快だったなぁ。滑稽で(ぇ)





明日からテストなんですけどね?
世界史、まだテスト範囲まで終わってないんだよね。
今日普通はないはずの8時間目に世界史をやったあと、先生はため息をつき。

「明日も7時間目にするとして…金曜日、午後ダメな奴おるか?」

聞いた瞬間、教室の空気が一瞬凍りました。友達同士で目を合わせ、まさか、いやそんなまさかというテレパシーを飛ばしあい。
私は某A田さんと見つめあいました。

(「ねえ、今なんとおっしゃいました?」)
(「うふ、わ・か・ん・な・いvv き・こ・え・な・いvvv)


「じゃあ、金曜日の午後1時20分から、出来るだけやりますからな」


(ねえ、今聞こえた? 金曜日って、テストの日なのに)
(しかも時間制限、なしだってvvvvvvvvvvv)






授業終了後に漏れる、9人の乾いた笑い。














もーかんべんして


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