☆帰ってきた☆それなりな日記。

2003年11月12日(水) 男子を見直す瞬間

明日は何か全国規模のマル秘プロジェクトに参加させられるらしくて、そのせいで地元テレビ局とかが取材に来るらしいです。私の学年からはうちのクラスと理系が1クラスが選ばれなかったんですが。体育がつぶれたんでいい迷惑です(ぇ

今週は私が週番(日直みたいなもの)なんで毎時間黒板消ししてるんですが。結構この地味で肺にすこぶる悪い仕事が好きです。一人で掃除時間超越してずっと黒板周りを雑巾でケア(ケア!?)してます。最近どうも風邪ぎみなんでまいってるんですが、頭フラフラしながら今日も黒板の表面がテカテカになるほど掃除してきました(何してる)そりゃもうラクガキしたら殺すよ? ってくらい(迷惑)


そんな中、耳にしてしまった男子の会話。
男1「おい!『大造じいさんとガン』ってどんな話だっけ!?」
私(また懐かしいものを…)
男2「えーあれだろ?『ごん、お前ごんじゃねぇか! まさか殺しちまうなんて…』」
男1「そりゃ『ごんぎつね』だろうが! もういいよ! 
   じゃあアレ覚えてるか? 小学校ん時の『たぬきの糸車』!」
私(ぶっ!!!!)
男2「ああアレだろ? 指に針刺したら眠っちゃうやつだろ?」
男1「眠れる森の美女かよ!」
男2「あっ、豆太豆太!!」
男1「モチモチの木じゃねーか!!!」

私は一人で声もなく爆笑してました。全部ネタがわかんないとわからないよ! すごいハイレベルな会話だよこれ。相互に知識がないと成り立たないよ!


もう1つ。
男1「結局ジジって喋れるようになったんだっけ?」
私(文系男子が魔女の宅急便話に花を咲かせてる…)
男3「えー…? そうだっけ?」
M「明らかにはされてなかっただろ?」
男1「……ハッ、今気づいたけど…お前…、とんぼに似てねぇ!?」
M「似てねぇよ!」(←メガネは確かにかけてて髪跳ねてるものの体は割とごつい。ヘタレなとこは一緒)
男1「えー絶対似とるって! おい、こいつ誰か似てると思わねぇ!?」
教室に今入ってきた男子4「は?」
男1「ほら!『マジョコさーん!』」
私(ゆ…誘導してる!)
男1「自転車で飛んだり、飛行船に縄1本でぶら下がって!」
男4「……ま、まさか……!」
男1「それだーーーーーっ!!」
男4「ひーさま!!!!!??」

……ハイレベルだ……(爆笑)ジブリ知識がないとわかんないネタだよ。
文系男子をちょっと見直した午後でした(ぇ)







「だから! お兄ちゃんがオカマになっちゃったの!」
「…………ふーん」
私はその、ルーツのそっけない返事にビックリして、彼の顔を穴があくほど見つめた。ルーツは動揺したそぶりも見せない。
「それで、なんで騒いでるんだよ。別にオカマだろうがなんだろうが、お前の兄貴には変わりないだろ?」
「それだけど!」
私はルーツのお腹を踏みつけて立ち上がった。ルーツは苦しそうに「ぐえ」とうめいて地面を転がる。
「それでも! 私は……私は……!」




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