☆帰ってきた☆それなりな日記。

2003年11月17日(月) いたたたたたたた

もう古い傷をごりごり掘り起こすようで、昔の自分のノートとか絵とかは滅多に見ないんですけども。今日はふと目に留まったノートを久しぶりに開いてみました。
……うん、大ダメージだったけどね?(爆)でも同時にあっと思うこともたくさんありました。
今私が描くような絵より、圧倒的に表情が豊かなんだよね。笑顔ーとか照れーとか悲しいーだけじゃなく、照れは照れでも焦ってる照れとか。その視線から口から眉毛から、全てをちゃんと丁寧に考えて描いてたんだなぁと。おまけに現在の私より数十倍左向きを積極的に描こうとしてる(ぇ)。ヘボはヘボなりに地道にスキルアップしてたんだなぁと自分に自分で感心してた気味の悪い夜中12時(さっきじゃん)
やっぱ何もかも、私は今サボりすぎですな。もう何もかも。ぬるま湯に浸かったまま出ないでいるんですよ。すぐ冷めちゃうのにね。

というわけでもしもこれから描く表情にちょっとでも色がついたら、この日がきっかけということに(全くどうでもいい)



「……は…っ」
荒い息遣い。上下する露わになった肩。草の臭いを含んだ風が頬を撫でて、過ぎていく。喉元にはりついた金髪を払いのけて、女は空を仰いだ。
「あのバカ……何考えてるの……!?」
憎憎しく吐き捨てるが、応える人間の気配はない。そして代わりにふつふつと湧く周囲の獣の気配。獣に混じって、異質なそれも感じる。
女は腰から両刃の剣をためらいなく抜き、鼻柱に浮かんだ汗を指で拭った。
「いいよ、おいで」
挑発。途端に殺していた気配までもが、一気に膨れ上がり飛び出した。鋭い爪。鋭い牙。
「……バニーの……バカぁっ!!」
やつ当たりだった。



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