☆帰ってきた☆それなりな日記。

2003年11月22日(土) フクロウ、あれは森の王者だ〜(ドラマの台詞

前も書いたけど、弟がものすごい勢いで小説読むようになってます。今週で4冊読み終わり、「次ちょうだい」とか言ってきたよ。
いいことなんだけど、私とあいつとではシュミが微妙に違うので薦められる本がなかなか見つかりにくくて困るんだよね。とりあえずめぼしいRPGゲームのノベライズを貸してます。「学校で読んでると友達が覗き込んでくるから、あんまり恥ずかしい絵のは嫌だよ」とか言うので困ります(←困るような絵柄のばっか持ってるからだろ)

しかし、なんだか昔の自分を見ているようで懐かしくもありますな。私もあの頃はゲームのノベライズばっか読んでました。(それ以前から純文学や児童文学は読みつづけてはいたけど)
それで段々慣れてくるとオリジナルのライノベに手を出すんだけど、そうすると段々ノベライズ時代には見えなかった世界が見えてきて、ちょっとノベライズには帰りにくくなっちゃうんだよね。実際それ以来買ったゲームノベライズ、買うだけ買って読めなかったのも結構多い……まあ今こうして有効利用されているので浮かばれるけどね。あれがライノベに食指を動かすかどうかはわかりませんが、なんにせよ活字を読むことは良いことです。


数週間前に本屋でふと立ち読みした本の中に、もう墓まで持っていこうかしらと思うほど素敵な至言があったんですけど、内容は覚えてるんだけどその正しい言葉を暗記し忘れたので、今日本屋でもう一度確認しようと思ったら……

その至言の載った本のタイトルを忘れた

ので(大馬鹿)、1時間と半ほど黙々と探してました。でも見つからない……だめだね、これだと思ったらやっぱ迷わずに買っておくべきだった。しょうがないのでなんとなく載ってるんじゃないかと予想される2冊ほどをフルバ13巻と共に買いました。しめて1600円ほど。学生さんはオカネがないです。


その帰り、エスカレーターで相乗り(って言うのか?)になったカッポーさんの会話。

男「お前……キスマークついてる」
女「え……?」
男「まさか……(疑いの目)」
女「どうしたの●●?」
男「(拗ねた顔で彼女を見上げる)」
女「だってこれ……あんたがつけたんじゃん!」
男「……あ、そっか。そうだよなー。思い切り吸っちゃったもんなー」
女「そうだよー。もうバカっ」


その様子を私がどんな顔で見つめていたかあなたには想像できるでしょうか(爽)





いやまぁ無表情に眺めてただけなんだけど(それはそれで嫌な通りすがりだな

女の人の言葉が本当なのか嘘なのかはさておき(ぇ)、最近は少子化が進んで増え行くご老人方を支えられなくなりつつあるんだから、ここはもう頑張ってどんどん増やしていってほしいものです(なんて最低なコメントだ)












(そしてこのネタでシメか)








訪れた旅人は村にたった一つの民宿に宿をとるしかない。だからお兄ちゃんはきっと、多分、そこにいるはず。……時間的にもうご飯は食べちゃっただろうけど……仕方が無い。
私は民宿にたどり着いた。扉の前で立ち止って肩で息をする。案の定、美味しそうな匂いがあたりには立ち込めていた。
呼吸を整えて、スカートの埃を払う。もう一度息を吸って、吐いて。右手に拳を作って扉を叩こうと軽く振り上げた――でも叩く寸前で、私の中の何かがそれを制する。この期に及んで怖気づいた? バカみたいだとは思ったけれど、一度勢いを遮られた拳はそのまま扉に弱く当てることしかできなかった。意気地なし。意気地なし!
――――と。




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