愛玩人形の抱き方+

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2004年01月23日(金) 光と窓

外が曇ってしまったので窓をしめた。私は光にあたりたい。
昔は、いつか光がさすことを信じて背を向けていた。けれど今は窓を閉じてしまった。
窓を開けたら、晴れかもしれない。でも曇りかも雨かも、夜かもしれない。そんな窓は恐くて開けられない。

閉めたままの窓から光が入ることなどない。けれどわたしは窓を閉じてしまった。だから光が入ることはないと、知っている。それだけの話だ。

救済を信じてた絶望と、そうでない物のちがい。


ichino |MAILBoardText庵Antena

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