2003年06月14日(土) |
ジュビエッツビール工場見学 |
ビールの町、ジュビエッツから無事帰ってきました。チェコとの国境近くにあるので、バスにゆられて延々5時間。
このお祭りは、ビールグッズのコレクターのためのもので、ヨーロッパ各地からマニアが集まるという。 いろんなブランドのビアグラスや紙コースターが屋台に並んでいた。日本のビールのコースターとか持っていったらきっと喜ばれたにちがいない。
ビール工場の見学もさせてもらった。 入り口で、ジャガイモのでんぷんみたいな匂いがした。 中には、大きな釜のような仕込槽がいくつもあり、最初の工程として、麦芽をお湯で糖化させているところらしい。
今度は、いくつも並んだ巨大タンクを横目に、瓶ビールの仕上げ工程へ。 ビンの洗浄ライン、ビール注入と王冠をするラインと、ラベル張りライン。 ビンがものすごいスピードで、ジェットコースターにのったみたいに流れていく。「あ〜れぇ〜〜」とめいめいのビンが悲鳴を上げていそうな感じ。 あのスピードにちょっと圧倒されてしまった。 ポーランド国内消費量第一位を誇るビールメーカーであるから、出荷用の倉庫も大きかった。すごかったなー。
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家に帰ってからゆっくりとお風呂に入って、今日一日のバスツアーの疲れを癒した。
湯船から立ち上がる湯気が、なぜかしらいつもと違う匂いがする。ちょっと顔を左右に動かしてみた。すると、鼻がもわんとした匂いを捉えた。 あれ、これって、ビールの酵母の匂い?
今日は髪をアップにせず、ただ無造作に肩まで下ろしていたから、ビール工場の匂いが染みついたみたい。 湯気で髪の毛が蒸れると、今改めてビール酵母の匂いを発したのだろう。
ふふふ、なんだか意外なおみやげだったなぁ。
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