2003年10月06日(月) |
アフリカンコーヒー店 |
先日、所用があってワルシャワの旧市街に出かけていった。 早めに用事が済んだので、カフェで一休みすることに。
ワルシャワ旧市街の城壁の外側で、キューリー夫人博物館の並びにアフリカンコーヒーのカフェがある。
昼下がりのその日は、10月初旬にしてはかなり暖かかった。 私はオープンテラスの、旧市街の街並みが見渡せるテーブルに座った。
オレンジ風味のコーヒーをオーダーした。うーむ、おいしーい。 仕事中のパパに、 「今ね、旧市街のカフェでお茶してんの。すっごくおいしーんだよー」 って思わず報告しそうになった。だけど、そんなことで連絡をよこしたらどなられるので、ぐっと我慢した。でも、本当に誰かに報告したいくらいにおいしかったんだよねー。
お茶を飲みながら、文庫本を読んだ。 五木寛之著「ちいさな物みつけた」集英社文庫 数年前にLEEに連載された物に関するエッセー集 五木氏がかつてポーランドに旅行されたときに仕入れたみやげ物についても書かれているのでたいへん興味深い。
ワルシャワ関連で、五木氏の著書に「ワルシャワの燕たち」という小説がある。 主人公の恋人がワルシャワで仕事に生きる「ゆうこさん」。 私の名前と同じゆうこさんに共感を覚えて時々手にとる本。 しっかし、この話のラブシーンはコメディータッチでちょっと笑えたなぁ。
このワルシャワの旧市街、戦後、中世の佇まいを復元して、とてもきれいなんだけど、レンガが新しすぎる。復元された街並みには歴史的な重みがなくて、ドイツの古い町に住んでいた私にはちょっと物足りないかな・・・。
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