今日の夕方、ひょっとしたら来客があるかもしれないと主人から聞いていたので家を掃除した。
最近歳を取ったら価値観が変わってきたのだろうか。掃除を施していない自宅を人様に見られるのは、化粧をしていない素顔を見られるのよりもはるかに恥ずかしいことだと思うようになった。 掃除を家政婦など他人任せにしていた頃はそこまで潔癖症ではなかったけれど、自分で家の掃除をしている今は、家の汚れイコール私の家事能力の力量、又は怠慢でもあるので、さすがに気は抜けない。 家事が不得手な私でも、来客前にリビングをきれいに見せるテクニックならすっかり身についていると思う。その代わり、私のパソ部屋はすごいことになっているけど。まぁ、いいっか、そんなこと。
で、今日、掃除を終えてから歩いてお花を買いに行った。今飾ってある花は、大きな花市場で買ったもの。今日までかなり長持ちした。でもさすがに来客があるのにあの枯れかけの花はNGだろう。
私の好きな紅いガーベラがあったのでシンプルな花束と、小さな花瓶用には黄色の小バラを。 薄い紙に包装してもらい、両手でそーっと抱えててくてく歩いて家に帰った。花束を両手に抱えて歩くと、なんだかとっても幸せ気分。ほわほわほわわって。 車のトランクに放り込んで花束を家に運ぶのとは、全然気分が違う。
家に帰って、玄関の鏡に映った自分を見ると、おっきな黒眼がきれいに澄んでいた。自分自身でもびっくりするくらいに、瞳がきらきら輝いていた。
ふふふ、この花束のおかげかな。精神構造が単純な私。お花を抱えて歩いたことによっぽど幸せ感じていたみたい。大好きな赤のガーベラ、私の家のリビングによく映えるし、幸せもたらしてくれるような気がするんだもん。
そういえば、ガーベラの花言葉ってなんだろ。誰か知ってる?
|