エッチなホームページいつも見ていますよ! というメールを知人から頂いたので、ここらで本当にエッチなことを書くことにします。
ドイツに住んでいたころのエピソードです。
グラーデンバッハの青空市場にて。 八百屋の屋台の前で、イラン人の古い女友達にあった。
「あらー、YUKO、ひさしぶりじゃないのー」 「あらー、ホントに久しぶりー、長いこと見なかったけど、どうしてたの?」 「実はね、先週までちょっとした手術のため婦人科病院に入院してたの。それで、手術するついでにね、……」 彼女は私に耳打ちするようにささやいた。
「Schamlippen(シャームリッペン)を切り取ったの」 「え?!」 ニュアンスはなんとなくわかるけど、その単語、普段使い慣れないので、もう一度確認するかのように大きな声で聞き返してみた。 「え?! 何? シャームリッペン?」
すると通りがかりの人が一斉にこちらを振り向いた。 彼女はあわてて私の腕をつかみ脇に連れて行った。 そして更に詳しく説明してくれた。
「私のあれってね、すごく大きかったの、だから手術のついでに人並みに小さくしてもらったのよ、ふぉっふぉっふぉ」 問題のその単語、皆さんは、お判りですか。 Scham=恥かしい+lippen=唇 ようするに、あ、そ、こ、の唇のことです。ぐじゃぐじゃっとした。 彼女は私に腕をからませ更に小声でささやいた。 「でね、パートナーとね、4週間、セックスしちゃいけないの。信じられる、4週間もよ?! ふぉっふぉっふぉっふぉ」 「ええっ?! 4週間も……、それはそれは……ふぉっふぉっふぉ」
などと、二人で青い空を見上げながら笑いあいました。 通りがかりに振り向いたおじさんは、そのあとも何度も何度も私たちを振り向きながら、向こうに歩いていきました。
しっかし、白昼堂々、いったい何という会話を交わしているオンナタチでしょう。
その上、彼女は美容整形にかなり興味をもっているらしく、胸も手術したいといっていた。豊胸ではなく、その反対。 「私の胸、大きすぎてみっともないから、YUKOのように、小さくしたいの」 「……」 「YUKOの胸ぐらいが小さくてちょうどいいのよ」 「……」
私、日本人にしてはかなりでかいほうだけど、アジア人以外の人と比較すると、確かにつつましいほうかも。
彼女にしてみれば、私のプロポーションがうらやましいそうだ。この大根足ですら、たくましくていい脚だという。ふーん、人種によっていろいろ価値観が違うんだねぇ。
しっかし、4週間のセックスレスってどうなんでしょう。多い?、少ない?
我が家の場合、そのくらいは……、いやいやいや……。
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