父は年老いてきているので、食事に十分気を付けないといけない。
私は敷地内別居で、完全同居ではないので、三食とも私がコントロールしているわけではない。
時々、母屋に行って、「しょっぱいものはだめだからねー!!!」 と高飛車に注意するくらい。
ただ、父も70数年間、独裁的暴君として君臨してきたから、誰かに頭ごなしに注意されることに慣れていない。
で、とうとう昨日。正面衝突してしまった。 こっちだって、健康を心配して注意しているのだ。
ふん、いいのだ、勝手にしてくれ。「今日、終日、絶交だからね! 私に用事言い付けないでね!! 今日のところは絶交だからね!!!」と捨て台詞を叩き付けて、家を留守にしてやった。
寿命が縮まっても自業自得だからね!!!!
両親ともに、私の手がないといろいろ生活に困るから、今日一日だけのプチ絶交。翌日には、また薬の管理や、母の介助に母屋に出入りしないといけない。
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私、よっぽどくさくさした表情をしていたんだろうな。 運転中も、室内ミラーに映る私の目尻が、いつになくきりりと吊り上ってイライラモード全開。
こういう時に限って、サービス業の人ってたわいもないことで声をかけてくれるんだよね。私もついつい笑顔で応対してしまう。
ガソリンスタンドや、普段言葉を交わさないスーパーのレジの女性とか。 コメリの従業員とか。←すぐ近所だから、コメリには用がなくても出かけるんだよね。
ぼんやりモードのときも、考え中モードのときも放置されるんだけど、ちょっとしょんぼりしているときや今回みたいな精神状態の時。
こわばった私の顔から、上手に笑顔を引き出してくれる。 ある意味、サービス業のプロなんだろうな。
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