今日は、山のふもとの村の虫祭りに行ってきました。 北陸は蒸し暑くて、装束をつけるだけでも汗が噴き出てきました。
神殿の御扉開扉の際に。 「ぎぎぃ〜」という軋む音と同時に、内側から「ぞわぁ〜ん」という低い轟音が聞こえました。
ぞくっ。。。
神様からの何らかのお告げであろうか。。。 瞬時に目をつむり、かしこまって、深く一礼しました。
それから。 恐る恐る眼を開けて、改めて内側の御神体を仰ぐと。 なんとなんとそこには、土台いっぱいにミツバチがびっしり巣を作ってうごめいていました。
こ、こ、腰を抜かしそうになった……けど、御神体の前なので、平常心を保ってすまし顔で自座に戻りました。
総代さんたちには目を白黒させながら報告したら、殺虫剤ならあると言ってくださったけど、私に襲いかかってきたわけでもなく、、まぁ、御扉内に巣をつくるミツバチにも神様のお遣いかもしれないし、秋が終わるまでそっとしておきましょう……とお話しました。
・・・・・
一昨日は、山奥の兼務社でのこと。
賽銭箱の下に、一匹のシマヘビの子が潜んでおりました。 みんなで大騒ぎになって、箒で掃きだして外に逃がしたんだけど。
ヘビは、金運をつかさどる神様だし、巳年は水の年でもあり、水害から守ってくれる神様でもあるし、後で考えると縁起のいい事だったのかもしれない。
突然目にしたヘビにはびっくりしたけど、ありがたいことだと思う事にする。
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