占いが好きだ。 今日携帯のサイトでダライ・ラマの伝えたメッセージとか言ってる心理テストみたいなものがあった。 五種類の動物を好きな順に並べろ、というのでウシ、トラ、ヒツジ、ウマ、ブタ、とあってそれぞれキャリア、プライド、愛、家族、お金、を表しているそうだ。自分は家族、プライド、キャリア、お金、愛の順であった。 そっか―・・・愛が一番後回しかー・・・ううん、そうかもな。 あと、五つの単語に思い浮かぶ形容詞をつけろ、というもの。 イヌ、ネコ、ネズミ、コーヒー、海だ。どうしてそんな組み合わせ?とか思うが・・・ それぞれは何か、というと自分の性格、パートナー、敵、セックス、人生を描写することになるんだそうだ。 自分がとっさに当てはめた言葉は、かわいい、美しい、小さい、もしくは嫌い、暖かい、または心地よい、冷たい、同時に怖い、だった。 な、なんだかなぁぁ〜! 海の形容、敵は自分のネガティブさを表している感じがするがパートナーのは・・・???それに自分の性格がかわいいってのはなんじゃい。最初に思ったのは頭が固い、というのだったが飼ってるイヌを思い出してかわいい、と思ったのだが。最初に思ったことがあっているよな、じっさい。
「欲望」(新潮か講談社文庫、小池真理子)を読み終えた。なんだかお腹いっぱいになれる本だった。 題名は欲望、よりかは願望、もしくは欲望を覆う虚像、という感じがした。 自分は思うが他人が聞いたらなんか言葉の意味を取り違えてない?なんていわれるかもなぁ。 本を閉じるときに寂しく名残惜しくなる本というのはそうないんだけどこの本は寂しくはないがなんとなく名残惜しい感じがした。(以下も感想ではなくて勝手な無駄話。)
本を読んでいるときに自分は想像力が貧弱なためかしばしば漫画のキャラクターで人物を置き換えていることが多い。 今回主人公類子は最後まで顔がぼやけたままだったが(彼女の視点だったせいかもしれない)、正巳は、「ホーリーランド」の伊沢マサキだった・・・阿紗緒は高河ゆんの絵だった。「妖精事件」のじゅりあが最終回、成人している姿だと思う。阿沙緒の旦那は最初から最後までスラムダンクのコーチの先生だった。ううむ。 あ、あと類子の大学時代の彼氏はアイシールド21の王城の大田原先輩、浮気男は描写をまるきり無視してどこで見たのか忘れたが出っ歯で愛らしいネズミみたいな顔の新聞記者だった。 美しい男、という表現で自分の想像力は現実世界に沿った想像を放棄し、最近読んでいる漫画の中から当てはめたらしい。 現実世界で美しい男、というのを意識してみたことがないからかもしれないが。 一生懸命考えてみると、本木雅弘、松平健、千代の富士、V6の岡田君、YOKIOの長瀬君、藤原竜也かなぁ。
・・・これって自分のタイプ?
自分が下世話な人間と思えてならないが何故類子は私にとってセックスは突っ込まれることばかりが気持ち良いということじゃないわ、重要なことじゃないのよ、と言わなかったんだろうか。いや、彼女がどう思っているか、というのは問題じゃなかったから??自分なら正巳が耳をふさごうとしても言うに違いない。
彼が生き続けるとしたら、題はきっと、「欲望」ではなく、類子の語り口も、彼女の思いも違ってくるのだろうし、物語ではなくなってくるだろうが。
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