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■ コイビトゴッコ。(まちあわせ。)
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ココのあらまし説明をつけてみました。
初めての方・概要を知りたい方などは、
>>コチラからどうぞ。
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19時にアイツと待ち合わせ。
数回のメールやりとりで、 仕事がはじまるまでに、 アイツとの待ち合わせの場所と時間が決まった。
あの子と会う前に。 そのまえにいくクラブにいくまえに。
アタシはアイツに時間をください、とねだった。 アイツは時間をつくるよ、と、受け入れた。
わかってる。 たいていの場合。 アイツはそれをことわらない。 本当に抜けれないことがある場合。 そうでなければ。
そしてアイツはきっと。 アタシがおかしいことをわかってる。 見抜かれてる。 だから、断らない。
わかっていたから、いえたわがままなのかもしれない。 いや、きっとそうだ。
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仕事が終わる。 ボーっとしながらも。 気分はロウでも、 そんなのは言い訳にはできないから。 何事もないように振る舞い、仕事をこなすしかない。 そして。 多分、アタシを支えていたものは、 アイツと合える約束。
あってどうしたかったか。 ・・・それは昨日と同じ。 ただ。ただただ、言葉がほしかった。
『大丈夫』
そうゆってほしかった。 (疑問系ではなく。断定形で。)
定時にあがる。 そそくさと着替えて、アイツにメール。 『もうすぐいくから。』
アイツからの返信。 『今むかっているから。』
もうすぐ、アイツとの待ち合わせの時間。 もうすぐ、アイツとの待ち合わせの場所。
前回あったのは、いつだったろう。 2月だったか。 ああ、まだ前の職場だった。 ああ、まだ、カレとも普通だった。 いや、カレと『微妙』になる、直前だったか? まぁ、いいや。
そんなことをかんがえてたかどうか。 今はおもいだせないけど。
急いで歩く。 アイツとの場所へ。
そしてついた場所。
細くしなやかな体。 スラリと高い背丈。 いつのまにか買ったのか。 見覚えのない服。 ちょろっといまどき。
(アイツは服をほとんどかわないやつだったから。)
そして、 茶色と緑にふちどられた、 細めのサングラス。
どれもがアイツに似合っていた。 ああ。そうだ。 だってアタシはアイツがダイスキなんだよ。 ファンなんだ。 自他共にみとめるさ。 ファンでありファンであり、 その上に人間同士であり友達だったんだ。
『よぉっ』
aoi>>『やぁっ』
5分だけ。 最初はそう決めていたんだけどね。
>>続く・・・・・
2003年06月08日(日)
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