脳内世界

私が捉えた真実、感じた真実などを綴った処です。
時に似非自然科学風味に、時にソフト哲学風味に。
その時その瞬間、私の中で、それは真実でした。


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 ”自分が判らない”?

”自分がわからない”という原因のひとつには
”自分を認められない”というのがあるんじゃなかろうか。
それが原因であるならば
いくら他人に「誰か本当の私を教えて」なんて
”自分”のアイデンティティの欠片を訊ねてみても
所詮、無益な事に終わるのじゃなかろうか。
”自分の考え”でさえ認められない”自分”を
”他人”の考えによって認められることなんて
できるんだろうか?
それは”自分”より”他人”の方が比重が重くなるという事になると思うのだが、
それは認められるんだろうか?
”自分が判らない”→”だから本当の自分を一生懸命模索している”
この行為自体既に自分を大事にしたがっている
という事ではないのか?

だったら答えを出すのも又、”自分”でないと
いけないんじゃなかろうか。
そうじゃないと真に納得できないんじゃなかろうか。


でも、「自分のことを判ろうとする」のに
必死になるのって、ちょっと違う気がしないでもない。
結局”自分”は”自分”の内にあるんだから、
このまま一生懸命自分の信じられる道を生きてりゃ
いつか”自分”が”見えて”くるもんなんじゃないかって思う。

それまで、ワクワクしながら、でもその時に見つめたい一点だけは忘れないで、
日々を歩いたり走ったりしてればいいさね。


2002年06月03日(月)
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