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■ 霊的講話にまつわるよしなしごと。
「永遠の命」これはあらゆる宗教においての最終的なテーマなのかもしれない。 自分を想ってくれる者、弔ってくれる者がいる限り、その者の命――魂はつながれてゆくのかもしれない。 全てのものに忘れ去られたとき、その存在はこの世から消滅する。 それを避けるために、きっと祈るのだ。最後には。
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「神の前では平等」「皆家族なのだから」施しを、と訴える人々。 貧しい人々とお金持ちが助け合い平和に暮らすのはある意味理想的である。 ・・・だがそれぞれの人にそれぞれの理由があるものだ。 金持ちが施しをくれないからといって恨みがましい目で静かに非難するのは、 時にお門違いとなるのではないだろうか?
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「今」の平均寿命が伸びているとは云っても、私たちの身体の頑丈さや体力・免疫力などは低下している。「今」平均寿命が高いのは「昔」の人がそれなりの生活を送っていたからではないのか?平成の女より明治の女の方がどんなに精神・身体共にタフなことか。果たして私たちはそれを上回っていると云えるのか? 私は自らの老後が心配だ。それに「老」とよばれるまで生きれるかどうか。
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誘惑に対する欲求の矛先を如何にして何処に向けるか、だ。 欲求は満たされることによってのみ終わりを迎えるものでもない。 自分に告ぐ。何とか巧く方向転換しろ。誘惑に遭ってもいいから。
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闇の中のともしび。生きる希望。 たしかに、ずっと光を求めている。 でも、闇に囚われる前に私は、闇に呑まれるのではなく私は、闇を見渡したい。 怖さを、怖さでなくする強さを持っていたい。 私が光になれればいいとも思う。けれど、光で闇の全てを失くそうとするのではなく、その闇すらも闇の内で支配していたい。 恐れや闇を支配するのだ。私の内で。
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他の人達にする事全てが神に通じているとして施しをするなら、それは虚しい。私からしたら。 相手の存在を無視しているのではないのか? 相手は「神」しかいないのか。
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2002年06月09日(日)
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