脳内世界

私が捉えた真実、感じた真実などを綴った処です。
時に似非自然科学風味に、時にソフト哲学風味に。
その時その瞬間、私の中で、それは真実でした。


※下の方の○年○月っていうのをクリックすると、ひと月ぶんはまとめ読みする事ができます



 「どうして?」

ちっちゃいころはよく、母に「ねぇ、あれってどういういみ?」とか
「どうして○○は○○なの?」とか「あれなに」「あれってどういういみ」「どうしてどうして」とかばっかり訊いていた気がする。
車で普通に道を走っているときでも、瞬間的に通り過ぎる看板に書いてある漢字を指差して「あれなんて書いてあるの?」(母:「えっ?!(汗)」とかいいながら指差す先を必死に目で追ってなんとか答える)とか「ねえおかあさん、どうして○○は○○なの?」でもってそれに母が答えると「じゃあどうして○○なの?」とかいってそういう質問が続いていった最後に「ねえどうして私って「どうして」っていうの??あれ??」とかいって自分でもわけわからん事を口走っていた気がする。というかしてた。
それにしても「どうして私って「どうして」ってきくの?」なんて、なんだか今考えると「どうして」という質問の究極形のような気がして少し目をみはってしまうのだが。
あと「○○ってどういういみ?」っていう質問を矢継ぎ早にしすぎて「『どういう意味』ってどういう意味???」とかいうワケワカラン事も口走っていたような気がする。そしてそのあとさすがに今の質問はどっか答えられないっぽいヘンな質問だったってことに気付いて「あれ?」とか思ってジブンで思ってみるのだ、足りない頭で「『どういう意味』ってどういう意味だろう・・・」って。

言葉にとらわれすぎて何考えてるのかわかんなくなっちゃったのか、
たいして何も考えずに言葉を発したのか・・・どっちもありそうでなんともいえん・・。

でもちっちゃいこってああやって、急速に学習していくんだろうな・・。
もし子供をもつようなことがあったら、
自分の子供が生まれたときどうやって物事を学習していくかじっくり観察できるといい・・・。きっと面白いぞ。

2002年07月23日(火)
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