 |
 |
■■■
■■
■ 「いのちの重み」を読んで��
「科学は前進するが、人間は変わらない」というベルナールの言葉がある。医療も科学と同じように、技術はどんどん進歩していくけれど私達人間は変わらない、いや本質が変わらないから表面の言動が変わってくると「なんかおかしい」と思えるのだろう。我々が人間だという紛れもない事実は、変わらない。変わらないからこそ、離れていく医療にあわせようとする姿が異様に映る。 科学と哲学がお互いに離れていっているのは前々から思っていたが、医療と哲学も離れていっている、と書かれていて今更ながらなるほどと思ってしまった。科学は問題が詳しくわかってくるにつれて分野が細分化し難しくなっていき、本来「何故在るのか」と存在の極限にまで論じる哲学的な部分が「どう在るのか」という現象を明らかにする部分のみになってきてしまったように思う。両者はもともと一つであったろうに、両面から論じられるべきであったろうに、いつのまにやら科学が一人歩きをしはじめたのだ。医療も、どうやら一人歩きをはじめたようだ。
2004年07月20日(火)
|
|
 |