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■ 「ありがとう」
「患者さんにありがとうといってもらえるのが嬉しい」
って、何かおかしくないかな、って思っていた。 別にありがとうと言って貰うために看護をするわけではない。 そのような見返りを求めるのって、何か変じゃなかいなと思っていた。
でも、 「ありがとう」といってもらえる事なんて実はほとんど無くて、 むしろ日々、不満やクレームや叱りや、時に叩かれたり意味不明の言葉で罵倒されたりする事ばかりで、それが当たり前になってしまっている中で聞く「ありがとう」には、 目の醒めるような想いを抱いた。
別にそのためにするわけではない、 けれど、嬉しいのは確かだった。
今までの自分が少しでも救われたような気がして、 ちょっと、泣きそうなほどだった。
なさけなくて人には言えない。
2007年08月20日(月)
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