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■ CCU異動
がんばれって言われる事が、こんなに絶望的な気持ちになるなんて知らなかった。 私はあなたではない。
「疲れたら帰って英気を養って、またいけばいいじゃん」 みたいな事言われても、そんなところに帰りたくない。 そんなところに帰っても、さらに心が疲弊するだけだ。 「つらいとは思うけど、これはチャンスなんよ」 つらさに耐えられなくて自分で結論を出して相談の電話をしたのに、もうまるで話にならない。何もかもが打ち砕かれて、涙がとまらない。
「さらに上を目指すためのチャンスと思えばいい」って何?
「上とか、さっぱりわからない」 「お父さんもわからんけど…、教える側になるとか、それこそ海外とか」
馬鹿じゃないの?海外だから何でもいいと思ってんじゃねえよ。
あそこ以上の上って何? どうして上を目指さなくちゃならないの? どうして、それでも働き続けるために出した選択に、次元の違うタスクを課したがるの? 何が優秀とか、上とか下とか、そんなんどうだっていいじゃない。 今すら私は保てそうにないのに。
母はいったん仕事をやめて帰っておいでとは言ってくれたけど、その人がいるところには帰れない。 そんなことを思う人のところに帰れない。 実家で安らげないって、実家がないのと一緒だ。 私の居場所は見えないほどにない。
居場所と逃げ場所がないことが、こんなにも自分を追い詰めるとは思わなかった。 そして追い詰められると、極端なことしか頭に残らなくなることが怖いと思った。
もうなにも取り繕えない。 私の理性を越えてしまった。
「死ぬ気になれば、何だってできるんよ」 って言ってたね。 そうかもしれないね。何もかもどうでもよくなるからね。
2010年07月20日(火)
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